Juju(野田樹潤)ブログ

2023.08.05

【Juju(野田樹潤)ブログ】第91話:不可解な判定 ぶっちぎりの優勝で鬱憤を晴らす

聞いたことがない! 不可解な裁定

今回のイベントは土曜日に2つのレースが行われました。レース1のスタート前にも再び雨が降り、コースは濡れていました。

当初のタイヤチョイスは当然のようにウエット。ところがわたしがピットアウトする直前に陽が差してきたのです。

それを見た監督から「ドライで行こう!」という指示が入りピットロード上でタイヤを交換しました。

結局ドライを選んだのは予選上位の3台だけ。スタートではレインタイヤのマシンに抜かれ3位まで落ちてしまいましたが、そこからは前の車に離されないように必死に食い下がりました。

レース中盤にはフルコースイエローが出ましたが、せっかく温まってきたタイヤが再び冷えてしまう苦しい展開。

でもレースが再開するとようやく路面が少し乾きはじめ、ペースアップしたわたしは2位と1位のマシンを抜き、トップでチェッカーを受けることができたのでした。

ところがレースが終わった後になって、わたしに不可解な裁定が下りました。 写真:NODAレーシング

ところがレースが終わった後になって、わたしに不可解な裁定が下りました。

それはチェッカーの後のドライブスルーペナルティという聞いたこともないものでした。スタート前にグリッド上でおこなった作業が規定の時間を過ぎていたということらしいのですが、わたしたちはオーガナイザーに作業時間を確認しつつ作業をしていたはず。

それなのに……。

結局わたしには30秒のペナルティタイムが加算され、逆転勝利はなかったことになりました。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
 
 

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