Juju(野田樹潤)ブログ

2025.09.02

【Juju(野田樹潤)ブログ】第120話:一歩後退?ギアが嚙み合わなかった菅生の週末

難しさに拍車をかけた雨の決勝

一夜明け、決勝レース。

昨日はドライでしたが、日曜日の天気は雨でした。私はなんとか悪い流れを断ち切って、次につなげていきたいという気持ちでしたが、雨という要素が入ってしまったことで、より難しい状況になりました。

しかも今年の菅生は、路面を全面改修したばかりで、このこともデータがない私たちの状況を難しくしていました。

一晩でフロアを全交換してくれました。チームに感謝!

今年新しくなったレインタイヤの走行経験は、2月に雪で満足に走れなかった鈴鹿テスト以来のこと。内圧の適正なセッティングもわかっていなかったので、朝の30分のフリー走行ではできる限りの作業を行いました。

万全のマシンでもっといろいろ試したかったけれど、まずはわかったことを最大限検証して臨みます。

レースはセーフティカー(SC)先導によるローリングスタートに。私は水煙でとても悪い視界の中、集団についてスタートの時を待ちました。

レースは6周目にスタートし、最初はマシンのフィーリングがとても良くて安心していました。ところが、それから3周ほど走ると急に、グリップがダウンしてくるのを感じました。恐らくタイヤの内圧が適正ではなかったのだと思います。

監督が、水煙の中で走るコツやライン取りをアドバイスしてくれました。

10周目にコースアウトした車両があり、再びSCが入りました。再スタートを切ってみると、またしても2周ほどでグリップがなくなり、コース上に留まっていることすら難しいという状況になってしまいました。

リアのグリップがなさ過ぎて、スピンしてしまいました。

19周目、前を走る2台について1コーナーに進入しましたが、このとき前の車両がハーフスピン。それを避けようとして私自身もスピンしてしまい、エンジンを止めてしまったのでした! 

「ごめ~ん」、私はチームに謝りの無線を入れました。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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