Juju(野田樹潤)ブログ

2025.09.02

【Juju(野田樹潤)ブログ】第120話:一歩後退?ギアが嚙み合わなかった菅生の週末

再始動はできたけれど……

終わった~、と思いつつ、斜面を利用してマシンをイン側の安全なところに移動させる私。すると監督から無線が入りました。

「Juju、惰性を利用してなんとかエンジンを再スタートできないかな?」

そこで、クラッチを切ってギアを入れてトライしてみると、運よくエンジンが復活してくれたのです!

以前、テスト中に押しがけをした経験が活きました。

しかし、止まってしまっていた時間が響いて、私は1周遅れ。そこで、再びSCが入ったタイミングでピットインして、内圧調整済みのタイヤに交換してもらいました。

それでもこの日の私のマシンは、ペースを上げようとするとすぐにタイヤがオーバーヒートしてグリップダウンしてしまうという状況が続きました。グリップがあるときは「他のマシンと戦える!」という実感があっただけに、とても残念な結果となりました。

ウェットの走行機会は少ないので、いい経験になりました。前に進むしかない!

もちろん、最初のフリー走行から上手く走り出せていれば! という思いがないわけではありません。でも、決勝がウェットコンディションとなってしまったので、例え予選までで上手いセッティングが出せていても、レースでどうなっていたかはわかりません。

公式テストに続いて行われた前回の富士で前進できたと感じていたのに対し、今回はちょっと後退してしまった感があります。タイヤ交換も手こずってしまっていたので、チーム全体としてもまだまだタイムを詰められる部分があると思います。

ちょうど仙台七夕まつりの週末。見られなかったけれど、牛タンは食べました!

次のレースは10月10日からはじまる富士の2連戦。そこで再び良い流れをつかみたい! と思っています。

ちなみに9月の私はというと、再びヨーロッパのサーキットで練習走行を行う予定です。

それではみなさん、引き続き応援をよろしくお願いします。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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