クルマ漬けの毎日から

2025.09.07

アストン マーティン・オーナーズクラブの創設90周年と、ヴァンテージ75周年を祝うイベントに参加しました。

アストン マーティンのクラブイベントに参加【クロプリー編集長コラム】

もくじ

クラブ創設90周年、ヴァンテージ75周年
注目の2台 V8ヴァンテージとラピード

クラブ創設90周年、ヴァンテージ75周年

今週まで、私はアストン マーティンを所有したいという欲望に駆られたことはなかった。むろんアストンは素晴らしいクルマであるし、これまでにDB7とV8ヴァンテージの長期テストを行ない、日々アストンを楽しんだこともある。

だが、他にも欲しいと思うクルマがあり、本気でアストンを手に入れようと考えたことはなかった。しかし、アストン マーティン本社(イングランド中部のゲイドン)の隣にあるブリティッシュ・モーターミュージアム(英国自動車博物館)の敷地内で開催された今回のイベントは、アストンの並外れた素晴らしさ、さらに栄光の時代の価値について、新鮮な認識を私に与えた。

このイベントを通して、アストン マーティン・オーナーズクラブはクラブの創設90周年と、「ヴァンテージ」という名称が使われて75年になることを祝った(1950年に「ヴァンテージ仕様」のDB2が登場したのが、アストン マーティン初のヴァンテージ)。

元CEOのDr ウルリッヒ・ベッツ(Dr Ulrich Bez)が今回のイベントに乗って来た、高級コンパクトカーのアストン マーティン・シグネット。ナンバープレートに注目。

かつてアストン マーティンが本社をゲイドンに移転した当時のCEO、Dr ウルリッヒ・ベッツ(Dr Ulrich Bez)も、シグネットに乗って会場に来ていた。面白いことに、このシグネットの登録ナンバーは「DR11 BEZ」だった。ベッツ元CEOは会を盛り上げるスピーチも行なった。

注目の2台 V8ヴァンテージとラピード

今回のイベントで私が注目したのは、低価格のアストン。3万から4万5千ポンド(約600万~900万円)で手に入る、比較的現代モデルの2台に胸の高鳴りを覚えた。

1台は、2006年頃の380bhp/4.3リッターのクーペのV8ヴァンテージ。のちに登場した4.7リッター(10%パワフル)を探す人たちからは、あまり関心を持たれなかったモデルである。

4ドアスポーツカーのアストン マーティン・ラピード。2009年に発表された。

もう1台は、2010年頃のラピード。ラピードはいわば4ドア版のDB9で、長い全長を持つ。パワーとプロポーションもDB9に近い。しかし、いま我が家のガレージに空きはない。残念ながら、私は高まる気持ちをクールダウンさせなければならない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。
  • 編集

    小島薫

    Kaoru Kojima

    ドイツ自動車メーカーの日本法人に在籍し、オーナーズマニュアルの制作を担当。その後フリーランスで翻訳をはじめる。クルマはハッチバックを10台以上乗り継ぎ、現在はクーペを楽しんでいる。趣味はピアノ。

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