新型メルセデス・ベンツCLS 400d 4MATIC AMGライン 優れた内装 悩ましいオプション選択

2018.04.04

サマリー

注目の高いディーゼル版CLSには、選択可能なオプションも豊富です。クルマ自体の評価は高いものの、乗り心地を大きく左右するエンジンとタイヤ、サスペンションの組合せには、慎重になった方が良さそうです。その理由とは。

もくじ

どんなクルマ?
新しいデザイン言語にディーゼルエンジン

どんな感じ?
魅力的なインテリアデザインと質感
気になるエンジンや足回りからの振動
ルックス重視の20インチはランフラット
メルセデスのエアサスらしくない

「買い」か?
幅広い選択肢がゆえの、悩ましい組み合わせ

スペック
メルセデス・ベンツCLS 400d 4MATIC AMGラインのスペック

どんなクルマ?

新しいデザイン言語にディーゼルエンジン

わずか1カ月前、われわれは珍しく雪の振ったスペインで、3世代目となった4ドアクーペ、メルセデス・ベンツCLSのテストドライブを実施した。今回はさらに、英国の道路でのパフォーマンスについて、詳しく確かめる機会を得た。

この新しいCLS、英国のディーラーでは3月上旬に販売が開始されている。前回テストしたクルマはトップモデルとなるAMG53だったが、今回はひとつ下のモデル、ディーゼル仕様のCLS400dとなる。

メルセデス・ベンツは、BMWやアウディと異なり、モデルラインナップの中でも最上級クラスにはディーゼルモデルを用意してこなかったが、今回、新しい直列6気筒ターボエンジンの登場で、状況は変化したようだ。

286psを発生するCLS 350dに加えて登場したのが、今回のCLS 400d。339psのパワーと69kg-mのトルクを発生し、0-100km/h加速を5.0秒でこなす俊足ぶり。加えてCO2の排出量や燃費は、出力で劣るモデルとほぼ変わらない数値だという。

このCLSは、AMGや450の48Vハイブリット版と異なり、インテリジェントモーター・オルタネーターを搭載していないが、従来モデルからは大きな変化を受けている。また、今後のメルセデス・ベンツのサルーンやクーペに与えられるであろう、デザイン言語の先駆けとなるスタイリングをまとっている。例えばフェンダーやグリルと分離したアイランド型のボンネット、横長となったフロントグリル、スムーズで緊張感のある面構成などだ。

わたしの目で見ても、格好いいクルマだと思う。今回のテスト車両のボディカラー、ルビーブラック以外の色なら、もっと好印象だったとも感じるが、そのあたりは好みによるところが多いだろう。読者の感想はいかがだろうか。

 
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