海外試乗

2019.02.01

試乗 ランボルギーニ・ウラカン・エボ 最新LDVI搭載 格上を凌ぐ魅力 

ランボルギーニ・ウラカン・エボ

テスト日 : 2019年1月21日

価格 : 20万6000ポンド(2842万円)

文・ダン・プロッサー 

編集部より

ランボルギーニが、一層の魅力を備えたスーパーカーを目指し、大幅な改良を加えたウラカンが登場。統合的にシャシーを制御する新システムを搭載し、ペルフォマンテに並ぶパワーを獲得しています。強力な選択肢として、存在感は一層に高まったといえそうです。

もくじ

どんなクルマ?
ランボルギーニ・ダイナミカ・ヴェイコロ・インテグラータを搭載
軽量なペルフォマンテより速い
どんな感じ?
自然なシャシーバランスと身のこなし
痛快で思いのままのドライビング
V10の秀逸さは不変
「買い」か?
格上のライバルを超えるエボの輝き
スペック
ランボルギーニ・ウラカン・エボのスペック

どんなクルマ?

ランボルギーニ・ダイナミカ・ヴェイコロ・インテグラータを搭載

オジリナルのウラカンには、スタンディング・オベーションを受けそうなほど優れた、自然吸気のV型10気筒エンジンを搭載されている。それを上回るかたちで2年前に登場した軽量なウラカン・ペルフォマンテは、秀逸な運動性能やドライビング体験を兼ね備え、偽りなく素晴らしいスーパーカーとなっている。そして、その標準のウラカンとペルフォマンテとの間を埋めるモデルが、今回のエボ。

ランボルギーニがモデル中期のウラカン・エボに加えた変更は、フェイスリフトの範囲を越えており、施されたエンジニアリング面での改良は非常に多岐に渡っている。ただし、ペルフォマンテに施された軽量化や、空力向上によるダウンフォースは獲得していない。そのかわり、ソフトウェアが異なるものの、パワーアップしたV10エンジンを搭載し、様々な最新のシャシー技術が投入されている。

最も注目なのが、ウラカンとしては初めて後輪操舵とトルクベクタリングが搭載され、これらの機能を、ランボルギーニ・ダイナミカ・ヴェイコロ・インテグラータ(LDVI)と呼ばれるまったく新しい頭脳が司っていること。従来から搭載していたダイナミック・ステアリグやマグネティック・ダンパー、スタビリティコントロールなども、LDVIに統合されている。

それぞれのシステムが個別に機能するのではなく、統合的に機能させることで調和を生み出し、システムが持つ最善の働きを引き出すことが狙いだ。ダンパーやトラクションコントロール、トルクベクタリングは、例えばステアリングの切れ角やスロットルペダルの踏み込み量などを踏まえて、最大のタイヤのグリップを獲得するために総合的に働くわけだ。

もっとも、ランボルギーニにとっては初めてのシステムではあるが、フェラーリやマクラーレンは既に似た技術を搭載していることは、読者ならご存知かもしれないけれど。

 
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