英国におけるGT-R「ゴジラ」 ハコスカ+R32スカイライン 50周年比較試乗 前編

2019.08.03

100字サマリー

日産スカイラインGT-Rは誕生から50周年を迎えました。英国ではプレイステーションで一気に人気が高まったR32型のスカイラインGT-R。その祖先に当たる初代、KPGC10型の2000GT-Rとの夢の共演です。

もくじ

誕生から50年を迎えたスカイラインGT-R
英国にも存在するKPGC10「ハコスカ」GT-R
両車に共通するGT-Rを象徴する特徴
3500〜7000rpmのフィーリングは虜になる
技術大国のピークだった時代を映すR32 GT-R

誕生から50年を迎えたスカイラインGT-R

近年では、ビデオゲームからハイパフォーマンス・モデルの名前を覚えることも珍しくない。英国人にとっては、日産スカイラインGT-Rが2019年で誕生から50周年を迎えるということは、驚くべき事実だったりする。初代GT-Rが誕生したのは1969年。生産台数そのものも少なく、輸入された台数もわずかだったこともあり、日本からやってきた最古のゴジラは、英国へは大きな影響を与えなかった。

エンスージャストにはハコスカとして知られる初代GT-Rは、今に継承される血統をしっかり備えていた。デビューから3年足らずの間に日本でのツーリングカーレースで、50勝以上を挙げる活躍を残している。ちなみにハコスカは、箱車の「ハコ」とスカイラインの「スカ」の造語だ。

一方でBNR32スカイラインGT-R、通称R32型は、ヨーロッパにおいても比較的馴染みがあるモデル。こちらも既に、2019年で誕生から30周年を迎えるが、残念ながら英国へは正規輸入されていない。モデルとしては4万台以上が製造されており、1990年台後半からの並行輸入ブームが手伝って、英国でもしばしばR32スカイラインを目にすることがある。

オーストラリアのホイールマガジンは、オーストラリアで開催されていたツーリングカーレースを席巻したR32スカイラインGT-Rのことを「ゴジラ」と表現。プレイステーションのゲーム「グランツーリスモ」シリーズに登場したR32は主役級の人気を獲得する。いまもゲームの中で愛車として楽しんでいる読者もいるのではないだろうか。コンピューター制御による当時としては先進的な技術を搭載したR32GT-Rは、コンピューター・シュミレーションゲームにもうってつけだ。

 
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