【最強4WDホットハッチは】BMW M135i vs ミニ・クーパー・クラブマンJCW vs メルセデスAMG A35 前編

2019.12.07

100字サマリー

FFへと駆動方式を変えて登場したBMW 1シリーズのホットモデル、M135iを同門のミニ・クーパー・クラブマンJCWとメルセデスAMG A35との比較試乗に連れ出しました。その結果はリア駆動を捨て去ったことに寂しさを感じるひとびとを勇気づけるものとなったようです。

もくじ

フィッシュサンドとホットハッチ
先代以上の仕上がり
興味深い対決
優れたパッケージ
四輪駆動+2.0Lターボ
カギは乗り心地とハンドリング

フィッシュサンドとホットハッチ

フィッシュサンドを思い起こしてみれば、ホットハッチがいかにお買い得なモデルかが理解できるだろう。

どちらも毎日の生活には欠かせない存在であり、このふたつのことをありきたりな素材をベースに、人間の想像力が創り出すことに成功した勝利だというものまでいる。

どちらのモデルがゴルフRとフォーカスRSを失った悲しみを癒してくれるだろう?
どちらのモデルがゴルフRとフォーカスRSを失った悲しみを癒してくれるだろう?

そして、どちらもその控え目でシンプルなやり方を捨て、単に刺激を求めるようなマネをすればすぐに台無しになってしまうのだ。

スライスしたパンにどこにでもあるフィッシュフライ(スペース効率を最大化するため横向きに配置すべきだ)とマーガリン、そしてお好みの付け合わせを合わせればフィッシュサンドとしてこれ以上のものは望めないだろう。だからこそ、つねに妻にはナンドのエクストラホットソースが欠かせないと言っている。

同じく、真に素晴らしい4気筒エンジンと偉大なマニュアルギアボックス、フロント駆動に、相応しいタイヤとサスペンション、それにブレーキとディフェレンシャルの組み合わせことが、ホットハッチとして考え得る最高のレシピとなる。

タラのフライとパンの間にキュウリのピクルス(薄くスライスしたヤツだ。わたしはマヌケではない)をはさんだフィッシュフライに魅了されたひとなら、迂闊にもパンをビショビショにしてしまった時の、何とも言えない気持ちが理解できるだろう。

あれ以来、特にタルタルソースが掛かっているような場合、チャパタパンを使ったフィッシュサンドには注意しなければならないことを学んでいる。つまり、もし最高のフィッシュサンドが食べたければ、レシピだけに夢中になり過ぎてはいけないということだ。

 
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