【アンチ派も試して欲しい】テスラ・モデル3 スタンダードレンジに試乗

2020.01.15

100字サマリー

テスラ製コンパクトセダン、モデル3の中でもエントリーグレードとなるのが、スタンダードレンジ。控え目なパワーと航続距離のかわりに、価格も控え目です。多くの人が納得できるバランスに優れたEVといえるでしょう。

もくじ

英国で手に入る最も安価なテスラ
モニターに操作系が集約されたインテリア
スムーズで上質な高級感のある走り
テスラの標準を新設定するスタンダードレンジ
テスラ・モデル3 スタンダードレンジ・プラスのスペック

英国で手に入る最も安価なテスラ

text:James Attwood(ジェームス・アトウッド)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
エントリーグレードのモデル3は、多くの人が望むテスラを形にしたモデルかもしれない。もしかすると。

正確にはイーロン・マスクが約束していた3万5000ドル(378万円)のモデル3ではないが、それに最も近い価格のクルマだとはいえる。このスタンダードレンジ・プラスのモデル3は、現在英国で手に入る最も安価なテスラだ。

テスラ・モデル3 スタンダードレンジ・プラス
テスラ・モデル3 スタンダードレンジ・プラス

為替レートの変動に、アメリカからの輸送コストなどを踏まえて、この右ハンドルのテスラ・モデル3の英国価格は3万6340ポンド(516万円)。ツインモーターと搭載するモデル3ロングレンジと比べると、1万ポンド(142万円)近く安い。

スタンダードレンジ・プラスの場合、プレミアム要素は限定的になり、コネクティビティの利用にも制限がかかる。それ以上の違いとなるのが、ツインモーター合計で370psの4輪駆動から、シングルモーターで255psの後輪駆動となるところ。

バッテリー容量も同様に縮小。WLTPでの航続距離は、560kmから408kmへと短くなる。

モデル3で一目置くべきところは、英国への参入は比較的最近であるのにも関わらず、デザインは既に見慣れた感じがするところ。目立って美しいとはいえないが、明確な個性を備えているデザインでもある。

運転席に座った眺めでいうと、テスラのようなデザインのクルマは今のところ他にはない。モデル3のアプローチは、それを更に煮詰めたものだと思う。

 
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