4ドアのAMG GT、3月ジュネーブ公開へ E63 Sと共通 19年に本命HVも 画像64枚

公開 : 2018.01.16 12:40  更新 : 2018.02.20 18:13

ジュネーブモーターショーで、メルセデス-AMGがパナメーラのライバルを発表します。この4ドアGT、まずは9月に612psのV8モデルが発売されますが、2019年にはさらにパワフルなハイブリッドが登場する予定です。

4ドアのGT E63 S 4 Maticと共通 本命も

メルセデス-AMGのトビアス・ムアース社長は、GTの4ドア版について、ジュネーブモーターショーでの発表が承認されたと語った。

彼は個人的な意見として、4ドアのAMGモデルは、会社の予想以上に成功するだろうと語っている。

メルセデス-AMGのラインナップにおけるこの新型モデルは、CLS63の上級移行版といえるもので、ターゲットはもちろんポルシェパナメーラ。今年の秋にも、販売が開始される見込みだ。

まず市場投入されるモデルには、612psの4.0ℓV8ツインターボと9段AT、駆動力配分可変式のフルタイム4WDを搭載。これは、E63 S 4 Maticのドライブトレインと、基本的には同じコンポーネンツだ。

しかし、本命といえるのは、2019年追加予定のハイブリッド仕様の方だろう。

このハイブリッドシステムには、バッテリー容量の異なる3つのスペックが用意され、それに伴いパワーや航続距離にも差が出てくる。

詳細はいまだ不明ながら、最上位に位置するのがGTコンセプトに積まれた、最高出力816ps、EV走行距離50kmのバージョンであるとの情報は、すでに掴んでいる。

その他の仕様はいまだ開発中だが、ベーシックな仕様で680ps/30km、その上位が750ps/40kmといったあたりになりそうだ。

情報筋によれば、それらのシステムはモジュラー設計により、他のAMGモデルにも組み込むことが可能だという。そこでは、GTクーペ/ロードスターの後継モデルへの搭載も想定されているらしい。

GTコンセプトのハイブリッド・システムをもうすこし詳しくみていこう。

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