アストン マーティンのEV「ラピードE」、中国で受注開始 608ps超え 上海ショー

公開 : 2019.04.16 12:36  更新 : 2019.04.16 16:19

アストンのEVサルーン「ラピードE」が発表。さっそく中国でオーダー受付が始まりました。限定155台。画像10枚とともにご紹介しましょう。

限定155台 2モーター

アストン マーティンは、生産化の準備が整ったEVサルーン「ラピードE」を、上海モーターショーで発表した。

これまで何度かコンセプト仕様を報じてきたが、今回の車両が最終仕様となる。カスタマーへの納車は今年後半に始まる予定だ。アストン初のEVであると同時に、同社の「電動化の中枢」となるセント・アサン工場から送り出される最初の新型車である。

限定台数は155台で、“たった今から” 中国でオーダーを受け付けるという。なお、価格は非公開だ。

外観は、内燃モデルのラピードからフロントフェイスを変更。これは、冷却効果と空力を高めるのが狙いだ。そのスタイリングは同ブランドの最新モデルであるDBSスーパーレッジェーラに通じるものがる。

見た目では分からないが大きな変更がもう1つ。アンダーフロアのエアロダイナミクスである。フロントスプリッターから空気が流れ込み、新しい大型リア・ディフューザーへ向かうように変更された。これは、エグゾースト・システムを撤去したことにより実現したものだ。これにより内燃仕様と比較して、空力効率が8%改善している。

インテリアは、発表から9年を迎えたラピードに新味を与えるべく刷新。10インチのデジタル・インストゥルメント・ディスプレイには、バッテリーの充電状態、モーターの出力レベル、エネルギーの使用状況、回生ブレーキングのレベルが表示される。アストンは、カーボンファイバーの使用を増やしたことで、車重のシェイプアップを実現したと話している。

スペックの大枠も明らかになった。

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