ダラーラ・ストラダーレ日本発表 車重855kgで400ps 内装/価格/販売店

公開 : 2019.04.24 12:40  更新 : 2019.04.26 12:14

ダラーラが初製作したスポーツカー「ダラーラ・ストラダーレ」が日本上陸。パワーがすべてではないというモデルを、写真40枚で紹介。その仕上がりは超刺激的!

text & photo: Kazuhide Ueno(上野和秀)

もくじ

ダラーラ・ストラダーレ 日本上陸
ポントレモリCEO来日/代理店はアトラン
日本価格:2256.5万円〜
ダラーラ・ストラダーレ スペック情報

ダラーラ・ストラダーレ 日本上陸 写真40枚

設立以来様々なカテゴリーのレーシング・マシンを製作し、今ではトップ・コンストラクターとなったダラーラ。その創始者であるジャンパオロ・ダラーラの夢を実現したクルマが「ダラーラ・ストラダーレ」なのである。

「公道、サーキットを問わず、ドライビングの歓びを皆に伝えたい」というジャンパオロの夢からプロジェクトが始まったのは2015年のことだった。レースで培われたカーボンファイバーやエアロダイナミクス、ビークル・ダイナミクスのテクノロジーを基に開発が進められた。

ベースモデルの姿は2座のレーシング・マシンのように低いバルケッタで、軽量化と高い剛性を獲得するためにドアは存在しない。そのデザインは「未来のミウラ」を作りたいというジャンパオロの言葉をデザイナーが具現化させたものだという。シャシーとボディはレーシング・マシンで実績のあるカーボンファイバーと複合素材を広範囲に使用し855kgという乾燥重量を実現すると共に、比類ない高剛性を実現した。

パワートレインはフォード・フォーカスRSに積まれる4気筒2.3ℓエコブースト・ユニットを横置きで搭載し、ダラーラで手を加えて400psを発揮。組み合わせられる後輪を駆動するギアボックスは6段MTと、パドルシフトの6段ATも用意される。もちろん現在のクルマだけに、ユーロ6D規定に対応し、安全基準にも適合している。

基本コンセプトを実現した855kgという軽い車重と、ロードカーで最高値となる最高速度時で820kgというダウンフォースを獲得したことから、2.3ℓという排気量ながら最高速度は280km/h、0-100km/h加速は3.25秒、最大横Gは2.0を実現している。

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