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マスタングの生みの親、リー・アイアコッカ 94歳で死去

2019.07.04

100字サマリー

フォードで初代マスタングを生み出し、クライスラーを倒産の危機から救ったリー・アイアコッカ。ロサンゼルスの自宅で亡くなりました。94歳でした。

もくじ

40代でフォード社長に
ミニバン/小型車 クライスラーを救う
自由の女神修復基金 糖尿病の啓蒙活動

40代でフォード社長に

初代フォード・マスタングの生みの親として知られるリー・アイアコッカが、94歳でこの世を去った。

1924年にペンシルヴァニアで生まれたアイアコッカは、名門プリンストン大学で政治学と工学を学ぶ。第二次世界大戦を終わるとすぐ、フォードの開発部門に入社する。

同社でキャリア初期の成果を上げると、フォード部門の副社長兼ジェネラル・マネージャーに昇進。乗用車とトラック部門を率いる副社長や上級副社長を経て、1970年には最終的にフォードの社長に就任する。

アイアコッカは、フォードで多くの成功を収めたモデルのコンセプトに関わった。だが、1964年に発表された初代マスタングで、彼は20世紀の最も影響力があるエンジニアの1人という評価を固めた。

協業を重視する彼の革新的な経営手法に対する評価では、アイアコッカの次のような言葉が引用される。「わたしは自分より有能な人物を雇い、その邪魔をしない」。

この精神で、1978年にアイアコッカはフォードに20億ドルもの利益をもたらした。しかし、ヘンリー・フォード2世会長との絶え間ない対立から、同年にフォードを解雇される。すると彼はすぐに経営難に陥っていたクライスラーに移籍。当時のクライスラーは欧州部門をプジョーに売却して損失を埋めるような状況だった。

 
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