【46年間も不動車】レストア途上のフェラーリ・デイトナがオークションに 約5000万円で落札

2020.01.29

100字サマリー

半世紀前に事故に遭ってから不動のまま、現在はレストア途中の状態にあるフェラーリ365GTB/4 “デイトナ” がネットオークションに出品され、新たなオーナーに引き継がれることになりました。

もくじ

膨大な数のパーツが付属
マラネッロからモナコまでドライブ
事故によって不動車に
走行距離はわずか約4万2000km
カラーリングを決めるのは新オーナーの特権

膨大な数のパーツが付属

text:Lizzie Pope(リジー・ポープ)
photo:Collecting Cars

ほぼ半世紀もの間、路上を走ることがなかったフェラーリ365GTB/4 “デイトナ” ベルリネッタが、先日ネットオークションに掛けられ、新たなオーナーを見つけた。

大きな可能性を秘めたレストア途中のデイトナが今年1月、コレクティング・カーズによるネットオークションに出品され、34万6000ポンド(約5000万円)という金額で落札された。

1971年製フェラーリ365GTB/4デイトナ
1971年製フェラーリ365GTB/4デイトナ

1974年から一度も路上を走っていない状態ではあるものの、オリジナルのエンジンと膨大な数のパーツが揃っている。あとは新たなオーナーの手で組み上げられ、昔日の輝きを取り戻す時をただ待つのみだ。

マラネッロからモナコまでドライブ

この車台番号14273が刻まれた365GTB/4は、右ハンドルの英国仕様。最初のオーナーは1971年5月に、イタリア・マラネッロにあるフェラーリの工場でこの車両を受け取ると、F1モナコ・グランプリが開催されるモンテカルロまでドライブを楽しんだという。このクルマの生涯は素晴らしい始まり方だったのだ。

その後、同年6月と7月に英国エガムのマラネッロ・コンセショネアという専門ショップで整備を受けている。走行距離が5809マイルとなった8月には、6000マイル点検を受けた記録が残っている。

1971年製フェラーリ365GTB/4デイトナ
1971年製フェラーリ365GTB/4デイトナ

このデイトナは、最初のオーナーが1972年8月に売却し、さらに1974年6月に再び所有者が替わっているいる。そこで運命が大きく変わった。

 
最新海外ニュース