【限られた規格で】常識を覆した軽自動車5選  決められたサイズの中で各社が創意工夫

2020.04.10

サマリー

軽自動車は日本独自の規格です。厳密に決められた数値の中で1つでもオーバーすれば普通車登録に。そんな限られた規格の中で、各社さまざまな趣向を凝らしました。常識を打ち破ったブレイクスルー5選。

もくじ

日本独自の規格 オーバーすれば普通車に
スズキ・アルト(1979年)
スズキ・ワゴンR(1993年)
ダイハツ・タント(2003年)
オートザムAZ-1(1992年)
スズキ・ジムニー(1970年)

日本独自の規格 オーバーすれば普通車に

text:Kouichi Kobuna(小鮒康一)

軽自動車は日本独自の規格であり、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2m以下、排気量660cc以下、乗車定員4名以下、貨物積載量350kg以下の範囲で作ることが定められている(執筆時点での規格)。

逆を言えば、この中の1つでもオーバーすれば普通車登録となってしまうというわけだ。


そんな限られた規格の中ではあるが、各社さまざまな趣向を凝らし、現在でもスタンダードなセダンからオープン2シーター、スライドドアを備えたハイトワゴンにSUVと多くの車種が存在している。

今回はそんな軽自動車の中でもそれまでの常識を打ち破ったブレイクスルー的な車種をご紹介しよう。

スズキ・アルト(1979年)

当時、軽乗用車には高い物品税が課せられていた。

一方で軽の商用車は非課税であったことを逆手にとって、乗用車的なハッチバックスタイルながら商用車登録という「軽ボンネットバン」という新ジャンルを切り開いたのが、1979年に登場した初代アルトだった。

スズキ・アルト(1979年)
スズキ・アルト(1979年)

主に近隣への移動の足や買い物、子どもの送迎といった用途に使う主婦層をターゲットに、前席重視のパッケージングとし、装備も極限まで簡略化。

その結果、47万円という当時としても驚異的な低価格を実現していたのだった。

 
最新海外ニュース

人気記事