新型Eで4WDでディーゼル希望なら一択! メルセデス・ベンツE 220 d 4マティック・オールテレイン

公開 : 2024.03.27 17:45

インテリアデザイン

インテリアは、大きなトリムパネルがダッシュボード中央まで伸びている。

外観上独立しているセンターディスプレイは、このトリムのくぼんだ表面上に浮かんでいるように見え、オプション設定の「MBUX スーパースクリーン」(助手席一体型ディスプレイ)を搭載している場合、大型ガラス面がセンターから助手席まで広がるデザインとなった。

メルセデス・ベンツE 220 d 4マティック・オールテレイン
メルセデス・ベンツE 220 d 4マティック・オールテレイン

カバーガラスは輪郭がダイナミックにデザインされ、ガラス面の上側の輪郭に沿ってエアアウトレットの細長いノズルバンドが納められており、キャビン中央と左右両脇のエアアウトレットをつないで一体化している。

センターコンソールはダッシュボード下部まで直線的に伸びて融合し、前部は、カップホルダーを備えたカバー付きの小物入れが立体形状のトリムに一体化されてた。後部には、パッド入りアームレストが設けられており、その下の小物入れにはUSBポートが備えられた。

ドアセンターパネルが曲面を描きながら滑らかに流れ込むドアアームレストは、グラブハンドルやドアを閉めるグリップともなるほか、パワーウインドウのスイッチが配置されている。

もう1つのハイライトとなっているのが、宙に浮いているように見えるスイッチパネルで、ここにはドアレバーとパワーシートの操作スイッチが組み込まれた。

シートの座面とバックレストの表面の形状は内側から外側へと優美に流れ、そのレイヤーデザインのためにシートの本体から浮いているように見え、縦方向のラインが外側の輪郭に沿って伸び、上に向けて幅を増していく。

ここで室内デザイナーが連想したのは、貝殻の有機的な美しさであり、標準設定のレザー・アルティコ仕様では、シートは各パネルに精緻な縦方向のうねを形作る仕上げが施されている。

レザーエクスクルーシブパッケージ選択時の本革(ナッパレザー)シートは、キルティングとパーフォレーションを施したシートの形をなぞるダイヤモンドステッチとなり室内の高級感を高める。

また、レザーエクスクルーシブパッケージには、シートヒーター機能とシートベンチレーター機能(運転席・助手席)が含まれ、より快適なドライブを楽しむことが可能だ。

標準仕様では、大きなインテリアトリムが助手席まで広がり、デジタルインテリアパッケージ選択時には、助手席の前まで MBUX スーパースクリーンが広がるという。

オープンポアブラックアッシュウッドインテリアトリム(標準装備)ブラックの光沢仕上げのアッシュウッドインテリアトリム。アッシュの特徴的な木目がアクセントとなり、濃色でありながら華のある室内空間を演出する。

ブラックピアノラッカーインテリアトリム(デジタルインテリアパッケージ選択時)はブラックの光沢仕上げのインテリアトリムにMBUXスーパースクリーンが合わされることで、落ち着いた高級感のある室内空間を演出する。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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