4モーターで587馬力! Gクラス初のEV「G580」世界初公開 メルセデス・ベンツ “最強” オフローダー誕生

公開 : 2024.04.25 06:25

航続距離473km 車両重量3085kg

プラットフォームはGクラスのラダーフレーム構造を改良したものだが、バッテリーは新設計のパックでフレームに取り付けられている。

バッテリーはEQSと共通化した116kWhのリチウムイオンバッテリーで、最大200kWの急速充電に対応し、1回の充電での航続距離は473km(欧州WLTPサイクル)と謳われている。

メルセデス・ベンツG580 with EQテクノロジー
メルセデス・ベンツG580 with EQテクノロジー    メルセデス・ベンツ

ウルステッガー氏は、オフロードでの走行時間の長さを強調している。低速走行と、下り坂で回生ブレーキを使えることがEVの利点だという。

G580は、歴代Gクラスと同じくオーストリアのシェークル山で走行テストを積み重ねた。シェークル山は標高差700m、最大勾配60%、全長5.6kmの厳しい峠で、これまでの全Gクラスを鍛える舞台となってきた。

バッテリーを損傷から守る特殊なアンダーガードは、オフロード走行時にはスキッドプレートとしても機能する。G580の車両重量は3085kgとG450dより530kg重いが、この差を相殺できるほどの走行性能を備えているという。

EVのためエンジン音はないが、「Gロア」機能により車内で「エモーショナルなサウンド体験」を提供する。インテリアはエンジン車とほぼ同じだが、より充実した快適装備が用意されている。

G580 with EQテクノロジーの価格や導入時期についてはまだ明らかにされていない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事