シトロエンDS3カブリオTHP165 Dスポーツ

公開 : 2014.12.14 23:50  更新 : 2021.03.05 21:44

回転フィールも申し分なく、先代同様にうえの回転域までよどみなく回っていく。エグゾースト・ノートは適度にスポーティな仕立てになっており、ガスペダルを強めに踏んだ際の耳に届く音は、ブローオフ・バルブから聞こえるレーシーな音と相まってその気にさせてくれる。

エンジンのキャラクターは従順で、2速でゆっくりと走った際の力強さもかなりのもの。そこからさらに増すパンチもまた特筆すべき点である。

室内環境も同じく好印象。フロント・スペースは広大でシートの快適性も高い。ヒーターの風力はパワフルで、フットレストがきちんとしたサイズで設えられている点にも好感がもてる。ステアリングは高さとリーチが調整できるようになっており、自分にあったシート・ポジションを見つけるに、さほどの時間も必要としない。

おおよそのキャビンの印象は、よく作りこまれているなといったところ。用いる素材はセンスが良く、その組み合わせにもわざとらしさは感じられない。視線を落としていけば傷つきやすいプラスティックもあるにはあるが、それらは全体のうちのほんの一部に過ぎず、また特にルーフを全開にしないかぎり後方の視界がクリアなのも乗っていて嬉しく感じられる。

ルーフを全開にした際も快適性が大きく損なわれることはなく、高速走行時でさえパッセンジャーと大きな声を張りあげずに会話することができる。

ルーフを閉じた際は、カブリオレではないモデルに比べて外の音がキャビンに侵入する頻度は高まるが、それでも我慢ならないレベルではないので安心していただきたい。

大人4人が乗りこむことは物理的には可能。ただし長い距離となるとお世辞にも心地良いとはいえない。4人以上を乗せて移動することが多いならば、フォルクスワーゲン・ビートルを選ぶほうが救われることは多いだろう。

関連テーマ

人気テーマ

 
最新試乗記

人気記事