【認証不正問題からの再スタート】現行車11台一気取材!ダイハツの『いま』と『これから』を探る(前編)

公開 : 2025.03.12 11:05

ムーヴ・キャンバス

ハイトワゴンながらリアスライドドアを採用し、可愛らしい顔つきやカラーバリエーションで若手女性に人気が高い。それでも男性にも好まれるバージョンも登場し、また現行型からターボ付きも設定されて、スーパーハイト系までのスペースは要らないという層にもアピールしている。

ダイハツ・ムーヴ・キャンパス
ダイハツ・ムーヴ・キャンパス    山本佳吾

タフト

クロスオーバーSUVテイストの軽乗用車だが、クロカン4WDほどハードボイルド志向ではなく、市街地でも乗り心地は悪くない。けっこう走りも楽しめる。大きなガラスルーフのスカイフィールトップなど、遊び心も忘れていないのもいい。

ダイハツ・タフト
ダイハツ・タフト    山本佳吾

ミライース

低価格、低燃費、安全装備を備えた『みんなのエコカー』。前述の3台と乗り比べるとノイズや乗り味などは少々劣るが、安全装備は充実しているし、個人から法人まで需要は多く、またシニア層にも人気が高いという。まさにベーシックカーといった感じだ。

ダイハツ・ミライース
ダイハツ・ミライース    山本佳吾

コペン

いまや唯一の軽スポーツカー。軽ながら電動開閉ハードトップを備え、オープンエアでスポーティな走りを楽しめるのは貴重だ。ボディ剛性などに時代を感じさせる面もあるが、それを補う楽しさがこのクルマにはある。永く続けて欲しいモデルだ。

ダイハツ・コペン
ダイハツ・コペン    山本佳吾

ロッキー

登録車のクロスオーバーSUV。エンジンで発電してモーターで駆動するシリーズハイブリッドの『eスマートハイブリッド』も設定。モーター走行ではクラスを超えた静かさだ。ただしFFのみ(エンジン車は4WDもあり)となるので、日産のe-4WDのようなシステムの搭載も期待したいところだ。

ダイハツ・ロッキー
ダイハツ・ロッキー    山本佳吾

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影

    山本佳吾

    Keigo Yamamoto

    1975年大阪生まれ。阪神タイガースと鉄道とラリーが大好物。ちょっとだけ長い大学生活を経てフリーターに。日本初開催のWRC観戦をきっかけにカメラマンとなる。ここ数年はERCや欧州の国内選手権にまで手を出してしまい収拾がつかない模様。ラリー取材ついでの海外乗り鉄旅がもっぱらの楽しみ。格安航空券を見つけることが得意だが飛行機は苦手。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

【認証不正問題からの再スタート】ダイハツの『いま』と『これから』!の前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事