もはや博物館 広大な森の中で見つけたクラシックカー 40選(後編) ジャンクヤード探訪記

公開 : 2025.03.15 19:45

1948年型ポンティアック

この1948年型ポンティアックは、1970年代半ばからオールドカー・シティに置かれている。徐々に雑草に覆われ、車軸が土に深く沈み込んでいるため、少し荒れた見た目になっているのは当然である。たとえ状態が良かったとしても、森の奥深くにあるため、引っ張り出される可能性はほとんどないだろう。

1948年型ポンティアック
1948年型ポンティアック

1963年型シボレーインパラ

この1963年型シボレー・インパラの2ドア・ハードトップはSS(スーパースポーツ)モデルで、買い手が見つかるかもしれないという期待を込めて森から引きずり出された。もし部品が足りなかったら、もっと時間をかけて森の中を探す必要があるかもしれない。そこには2台のインパラSSを含め、1963年型シボレーがさらに1ダースはあるはずだ。

1963年型シボレー・インパラ
1963年型シボレー・インパラ

1962年型マーキュリー

今ではオールドカー・シティは、営業中のジャンクヤードというよりも、どちらかというと博物館の趣が強い。しかも、とても素晴らしい博物館である。この1962年型マーキュリーのような展示品を鑑賞できるのだから、入場料20ドル(約3000円)の価値は十分にある。

オールドカー・シティについてさらに詳しく知りたい場合、またはご自身で旅行を計画する場合は、オールドカー・シティのウェブサイトにアクセスしよう。

1962年型マーキュリー
1962年型マーキュリー

原文執筆:Will Shiers(ウィル・シャイアーズ)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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