【年間販売台数は、グローバルで約15万台の人気モデル】三菱トライトン、一部改良

公開 : 2025.04.04 08:05

2024年2月に日本導入された三菱のピックアップトラック『トライトン』。一部機能の改良のほか、新たなボディ色も加わりました。

レーダークルーズコントロール等、運転支援技術機能を向上

三菱自動車工業は、1トンピックアップトラック『トライトン』の運転支援技術の機能向上など一部改良を施し、4月3日より販売を開始した。

『トライトン』は、1978年に発売された『フォルテ』をルーツとする1トンピックアップトラックで、以来45年間で5世代にわたり約570万台を生産、世界約150ヵ国で販売してきた三菱自動車の世界戦略車。

一部改良が施された三菱トライトン。
一部改良が施された三菱トライトン。    三菱自動車

『Power for Adventure』という商品コンセプトのもと、内外装デザインからシャシー、ラダーフレーム、エンジンなどを一新し、2023年7月より生産工場のあるタイで販売を開始。

2024年2月に日本へ投入するなど、世界約100ヵ国へ順次投入していく。また、昨年には2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、秀でた内外装デザインを持つクルマを選出する『デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー』を受賞した。

今回、セットした車速を上限に、先行車の加減速に合わせて車間の保持をアシストするレーダークルーズコントロールシステム(ACC)の作動下限速度を0km/h(停止)まで拡大。渋滞時にドライバーが自ら速度調整することなく停止できるため、疲労を軽減するという。なお、前方車両が停止した場合、自車も追従して停止。このとき、システムも自動的に解除されるため、停止状態を保持する場合はブレーキ操作をする必要がある。

さらに、キャビンとカーゴスペースの一体感を高め、スタイリッシュなフォルムを形成するスタイリングバー(『GSR』グレード専用装備)のレスオプションを設定。様々なユーザーのニーズに応える仕様とした。

そして『GLS』グレードには、新たにボディ色として、スポーティでレジャーシーンにも映える鮮やかかつ高輝度な『インパルスブルーメタリック』を設定した。

『トライトン』は、スーパーセレクト4WD-IIで、2.4L DOHC 16バルブ4気筒コモンレール式DI-Dインタークーラー付ターボチャージャーエンジンに6速スポーツモードA/Tを組み合わせ、価格は、『GLS』が498万8500円、『GSR』が540万8700円となる。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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