アウディ『eトロンGT』 585馬力の入門モデルが新登場、約1700万円 欧州

公開 : 2025.05.14 07:45

アウディは高性能EV『eトロンGT』の新たなエントリーモデルとして『クワトロ』を追加しました。最高出力585ps、航続距離623kmを誇り、10~80%の充電を18分で完了するとのことです。

エクステリアはブラックで引き締める

アウディは、英国で販売する『eトロンGT(e-tron GT)』に、価格を抑えたエントリーモデル『クワトロ』を新たに追加した。最高出力585psと最大航続距離623kmを実現し、8万8555ポンド(約1740万円)からとなる。

eトロンGTは昨年、マイナーチェンジを受けたが、今回のクワトロで新ラインナップが完成する。このモデルは、97kWh(使用可能容量)のバッテリーを搭載し、最大320kWの充電に対応。適切な電源を使用すれば、10~80%の充電を18分で完了する。

アウディeトロンGTクワトロ
アウディeトロンGTクワトロ    アウディ

アウディは、10分間の充電で285kmを走行できるとしている。

デュアルモーターパワートレインは標準モードで503psを発生するが、ローンチコントロール機能を有効にすると、最大出力の585psを解放し、0-100km/h加速は4.0秒に達する。

外観としては、既存の『S』や『RS』モデルと異なり、シングルフレーム型のエアインテークにブラックのフィニッシュが施される。他のバリエーションでは、この部分はボディ同色で仕上げられている。

車内には、8ウェイ調整可能なブラックレザーバケットシートとパノラミックガラスルーフが装備される。

新型アウディeトロンGTクワトロは、英国では8月にショールームに納入される予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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