DS、シトロエンから独立

公開 : 2015.03.04 21:35  更新 : 2021.03.05 21:44

シトロエンは、DSブランドとして新たに独立したブランドを展開する。フェイスリフトしたばかりのDS5の発表と同時に正式なアナウンスが行われた。

DSブランドいわく、”フランス高級自動車界を再定義する” とのことだ。ネットワーク・ストアやサロンをとして販売する方針で実店舗は200都市で展開される。

この発表に際して姿を現したのはDS5のフェイスリフト版。フロント・グリルやブラウン・レザー内装が特徴だ。ハイブリッド4×4 DS5と同じ、ディーゼル-電気パワートレインが組み合わされる。

ジュネーブ・モーターショーでは、1995年にデビューしたDS 21パラスもディスプレイされた。デビューから60年を讃えるためだという。

すでに中国ではDSブランドの評価を得始めているが、DS内部の担当者いわく、英国での展開は慎重に進めていくとのことだ。その際は、既にあるシトロエンの店舗のうちいくつかをDSブランド用に改めなおして、店舗展開していくのだそうだ。

DSの名を使うモデルは2010年から500,000台が販売された。これからの展望についたは詳細が明かされていないが、新たなモデルの投入と相まって、着実に規模を広げていくはずだ。

現行のDS3とDS4、DS5の傍らで、アウディQ3/Q5と同じ車格にあたるSUVも追加されるとAUTOCARは理解している。中国では高評価を得ることは確実だ。またアウディA8のライバルにあたるモデルも追加される見込みである。

なお、DS3よりもさらに小さいモデルは、これから先に用意されることはないのだそうだ。

▶ 2015 ジュネーブ・モーターショー

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