V8ツインターボでM5超え ベントレー・ベンテイガ・スピード(1) 剛速&豪華な新ハードに迫る

公開 : 2025.07.15 19:05

違いを醸し出す精巧なハードスイッチ

インテリアは、通常よりゴージャスでダーク基調なコーディネートが可能。シートとドアパネルは、プレシジョン・ダイアモンド・キルティング加工が施される。多くのオーナーは、ダイナミカ素材の差し色で華やかに仕立てるはず。

ダッシュボードの造形がダイナミックだが、内装のデザイン自体は、通常のベンテイガと同じ。実際に押せる精巧なハードスイッチが散りばめられ、タッチモニターへ多くが集約された、アウディメルセデスAMGなどとの違いを醸し出す。

ベントレー・ベンテイガ・スピード(欧州仕様)
ベントレー・ベンテイガ・スピード(欧州仕様)

人間工学は、例によって理想的。空間にはゆとりがあり、運転姿勢は好ましい。高身長の大人が前後に並んで座っても、不満が漏れることはないだろう。後席側は、前席と同等に快適な2名がけか、3名がけかを選べる。シャンパンクーラーはオプションだ。

荷室も充分な容量を持つが、ロールス・ロイスカリナンアストン マーティンDBXの方が広いことは事実。スピードにはEWBの設定がなく、3列シートは指定できない。

走りの印象とスペックは、ベントレー・ベンテイガ・スピード(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

ベントレー・ベンテイガ・スピードの前後関係

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