【時速427.21km】BYDの電動スーパーカー『ヤンワンU9トラックエディション』がEV世界最速の座に
公開 : 2025.09.04 17:05
ジャンプして路面の陥没やマキビシを回避するデモンストレーションで知られる、BYDのスーパーカー『ヤンワンU9』ベースの『トラックエディション』というモデルが、最高時速427.21km/hを叩き出してEV世界最速の座を獲得しました。
EV世界最速の472.41km/hを達成
BYDのハイエンドブランド『ヤンワン(仰望・YANGWANG)』のスーパーカー『U9トラックエディション』が、ドイツ北部のテストコース『オートモーティブ・テスティング・パーペンブルク(ATP)』において、最高時速427.41km/hを記録し、電気自動車の世界最速記録を更新した。

世界初の量産型1200V超高電圧EV
この『U9トラックエディション』は、市販モデルの『ヤンワンU9』と同じe4プラットフォームとDiSus-Xインテリジェント車体制御システムを基盤としている。さらに、世界初の量産型1200V超高電圧プラットフォームと極限環境に対応した熱管理システムを搭載し、従来を超えるパフォーマンスを実現した。
『U9トラックエディション』のe4プラットフォームは、3万rpmの高性能モーター4基により総出力は3000psに達し、パワーウェイトレシオは1トンあたり1217psを達成する。また、各輪のトルクは100Hz以上の周波数で独立制御され、極限の速度域でも確実な車体安定性を維持するという。

サスペンションの制御技術『DiSus-X』は、加減速やコーナリング時にサスペンションを瞬時に制御してロールやピッチを抑制。タイヤ接地性を最適化して快適性と操縦安定性を両立した。また、空力性能を高めるカーボン製フロントスプリッターと、シンガポールのジーティータイヤ(佳通・Giti)と共同開発したセミスリックタイヤを装着し、耐久性とグリップ性能を強化した。
サステナブル・スーパーカーの新境地へ
ドライバーを担当したマルク・バッセング氏は、2024年にも同じ試験場でEV世界最速を樹立しており、今回の新記録について「昨年が限界だと思いましたが、再び記録を塗り替えることができました。新しい技術がそれを可能にしました」とコメントしている。
今回の記録により、BYDは『サステナブル・スーパーカー』の新たな基準を示したといえる。革新的な技術を通じて、環境性能と走行性能の両立を追求していくという。

























