高性能モデル導入も ルノー『メガーヌEテック』大規模改良へ バッテリー大型化

公開 : 2025.09.18 17:45

バッテリー大型化、デザインも大幅刷新へ

メガーヌEテックのモデルチェンジは、ルノーにとって重要な焦点となっていると幹部らは言う。同車は2022年、ルノーの次世代EVの1つとして発売された。

デビュー当初は一定の成功を収めたものの、増え続ける新型のライバル車に脅かされている状態だ。現在のメガーヌEテックの英国価格は3万2495ポンド(約650万円)からで、ライバルの一部はこれを下回る価格でより多くの装備や機能を提供している。その結果、販売は急落し、2025年上半期の欧州での販売台数は前年同期比67%減(1万82台)となった。

ルノー・メガーヌEテック
ルノー・メガーヌEテック

メガーヌEテックのモデルチェンジについて、カンボリーヴ氏はバッテリー容量を拡大すると述べた。アリアニスモやセニックに搭載されている91kWhバッテリーが採用される見込みで、アリア・ニスモではこのバッテリーで最大500kmの航続距離を実現している。

AUTOCARが取材で得た情報によれば、モデルチェンジでは新しいフロントグリルやデイタイムランニングライト、より低くワイドなスタンスが採用されるようだが、ルノー・グループのデザイン責任者ローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏は詳細については言及を避けた。

モデルチェンジの必要性について、ヴァン・デン・アッカー氏は「販売台数を増やす必要がある」と認めた。「高価な新型バッテリーを搭載しても、クルマ自体を変えなければ、人々にお金を払ってもらうのは極めて難しいでしょう」

「そのため、外観上の変更を通じて、内部の改良を示す必要がありました。そしてわたし達は、世の中に『ホットな見た目のEV』が不足していると考えました。失うものは何もないと判断し、その方向で突き進むことにしたのです」

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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