【ホンダ・スーパーワン・プロトタイプ】楽しさ見違えるブースト・モード!ファンキー&キュートな軽に初乗り(後編) #JMS2025

公開 : 2025.11.07 12:26

英国上陸を喜ばずにいられない

第一印象の限り、相当に面白そうなEVといえるだろう。しっかり、運転の楽しさへ視点が置かれている。反面、英国市場での競争力を測るには、不明なことが多すぎる。フォルクスワーゲンID.1や、電動へ一新するルノートゥインゴも控えている。

それでも、スーパーNの英国上陸を喜ばずにいられるだろうか。EVへ懐疑的な人も納得するであろう、魅力がある。小柄でお手頃で、存在感がちゃんとある。広く受け入れられるホンダになるはずだと、筆者は感じた。もっと多くの情報を、早く教えて欲しい。

ホンダ・スーパーワン・プロトタイプ(スーパーN)
ホンダ・スーパーワン・プロトタイプ(スーパーN)

◯:英国の道にもぴったりなサイズ 小柄な家族なら快適に過ごせる車内 運転の楽しさを引き上げる人工のエンジン音と疑似的な変速
△:不明な情報が多すぎる クラスをリードする航続距離と急速充電ではなさそう プロダクトとしてはホンダeの方が魅力的だった

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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