優勝は約30万円で買ったスコダに乗る22歳! 三菱ギャラン『エボ0』なども登場 平凡なクルマの祭典(2)

公開 : 2026.01.25 17:50

英国で「エボ0」と呼ばれるギャラン

イエローのシトロエン・ビザ・クラブは、筆者には懐かしい1台。まだ若かった1979年に、2万4000kmほど走らせた記憶がある。乗り心地は柔らかく、ボディロールは盛大で、グリップ力は高かった。あれはホワイトの塗装だったが。

2気筒エンジンのサウンドは、筆者の記憶通り、シトロエン2CVを彷彿とさせる。ステアリングコラムから左に突き出たパネルには、便利なスイッチがずらりと並ぶ。会場で目にし、もう1度乗ってみたいと感じてしまった。

「エボ0」の愛称で英国のファンから呼ばれる三菱エテルナ(ギャラン)・リフトバック
「エボ0」の愛称で英国のファンから呼ばれる三菱エテルナ(ギャラン)・リフトバック

三菱エテルナ(ギャラン)・リフトバックも珍しい。マニア受けするクルマの、典型例といえるだろう。4気筒エンジンはターボで加給され、四輪駆動なだけでなく、実は後輪操舵システムも実装する。

ランサー・エボリューションの前身的存在として、この型のギャランは「エボ0」の愛称で、英国の三菱ファンからは呼ばれている。恐らく、グレートブリテン島で走れる状態にあるのは、これ1台ではないだろうか。

撮影:マシュー・ピッツ(Matthew Pitts)

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・カルダーウッド

    Charlie Calderwood

    英国編集部ライター
  • 撮影

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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