【BMW M2 CS比較試乗 傑作を超えるか?(1)】F90型M5 CS、E46型M3 CSLと「CS」三つ巴!
公開 : 2026.01.24 18:05
僅かにオフセットしたペダル
M2 CSのドアを開くと、完璧なドライビングポジションにあるM5 CSとほぼ同じ、カーボン製バケットシートが迎えてくれる。だが、ペダルが僅かにオフセットし、右足の動きが制限されている。シートの取付け角度も、少し急すぎる。
ステアリングホイールはアルカンターラ巻き。直系はやや大きい。それでも、背もたれが固定されたバケットシートが載る、M3 CSLより望ましい運転姿勢を取れる。

M3 CSLの内装は、徹底的にシンプル。ドライブモードを細かく変更できるタッチモニターや、鮮やかなアンビエントライトが登場する以前だから当然だろう。ドアの内張りは、一切無駄のない造形のカーボン製だ。
あるのは、6速セミATの変速とスタビリティ・コントロール、アクセルレスポンスを調整する物理ボタン。設定に迷うことはない。人工音もないから、咆哮を直で浴びれる。
超絶水準のパフォーマンス
M3 CSLは、孤高の直列6気筒・自然吸気エンジンの荒々しい特性と、セミATの容赦ない変速を、強烈な一体感で謳歌するため生まれた別次元のMモデルといえる。
M5 CSは、現代的なMモデル像を追求しつつ、パフォーマンスは超絶水準。635psを繰り出すV8ツインターボと可変式四輪駆動システムの恩恵で、アウトバーンを疾走する超特急から、ワインディングを暴れまわるドリフトマシンまで、個性は変幻自在だ。

果たして、ここ25年間のベストMと呼べるM3 CSLとM5 CSに、M2 CSの運転体験は勝るだろうか。凌駕は無理かもしれないが、匹敵すると筆者は予想する。
この続きは、BMW M2 CS比較試乗 傑作を超えるか?(2)にて。
































































































































































































