V6ツインターボ復活! アルファ・ロメオ、2027年まで『ジュリア』と『ステルヴィオ』販売継続 EVは延期へ
公開 : 2026.02.25 07:45
アルファ・ロメオは、ハイパフォーマンス仕様のクアドリフォリオを含む『ジュリア』と『ステルヴィオ』の販売期間を2027年まで延長します。EV化が予定されていた後継モデルは、ハイブリッドにも対応するようです。
4月より生産再開
アルファ・ロメオは、V6エンジン搭載の『ジュリア・クアドリフォリオ』と『ステルビオ・クアドリフォリオ』の販売期間を2027年まで延長した。英国では今年3月、中止していた2車種の受注を再開する。
ジュリアとステルヴィオは昨年、電気駆動の後継モデルに道を譲る予定だったが、予想を下回るEV需要を背景に、販売継続が決定した。後継モデルは現在、ハイブリッド・パワートレインに対応するために開発が続けられている。

今回、現行モデルを従来の排出ガス規制と安全基準に適合させ、直列4気筒ガソリンエンジンと2.9L V6エンジンをラインナップに残すことになった。ディーゼルエンジンはどちらのモデルでも廃止された。
ハイパフォーマンス仕様であるクアドリフォリオは2025年9月に生産を終了したが、2026年4月からイタリアのカッシーノ工場で再び生産ラインに載せられる予定だ。
ドライビング愛好家のためのクルマ
アルファ・ロメオのCEOであるサント・フィシリ氏は次のように述べた。
「アルファ・ロメオのDNAに宿る究極のパフォーマンスと純粋な感動を最も重視するお客様の期待にお応えするため。ジュリアおよびステルヴィオ・クアドリフォリオの受注を再開します」

「これは自動車界で最も有名なシンボルの1つを称える最良の方法です。このシンボルは、競技用車両と市販車に応用されてきた技術的卓越性への100年にわたる探求を体現しています」
「クアドリフォリオは、真のドライビング愛好家のために設計されたアルファ・ロメオのスポーティネスの最も純粋な表現であり、常にドライバーを第一に考えています」
2026年モデルのジュリアとステルヴィオの英国価格は未発表だが、現行モデルはそれぞれ4万3750ポンド(約915万円)と5万2000ポンド(約1090万円)からで、クアドリフォリオ仕様はその約2倍の価格となっている。
2車種の重要性とは
2車種は当時新開発のジョルジオ・プラットフォームをベースとして2015年に登場し、その後は小規模な改良のみが行われてきた。
アルファ・ロメオは過去3年間、販売台数が見込める『トナーレ』や『ジュニア』といったクロスオーバー/SUVに注力してきた。

同社の英国部門を率いるジュールズ・ティルストーン氏は昨年、AUTOCARの取材に対し、需要と規制に十分対応できることからガソリンエンジン搭載のジュリアとステルヴィオの販売継続は可能だと述べていた。
「人々は運転の楽しさを追求する高性能の内燃機関車を求めており、ジュリアとステルヴィオはそのニーズに十二分にお応えしています」
「ジュリアは間違いなく、タイムレスなDセグメント・セダンです。今なお圧倒的な存在感を放っています」
エンジンに関して、ユーロ7排出ガス規制に適合するためにどれほどの改良を要したかは未確認だが、ティルストーン氏は「パワートレインは実質的に同じもの」になると述べた。
ステルヴィオの後継モデルは、ステランティスのSTLAラージ・プラットフォームを採用する。STLAラージは現時点で米国向けのダッジ・チャージャーに採用されており、電動パワートレインと直列6気筒ガソリンエンジンが選択可能だ。ジュリアの後継モデルも同じプラットフォームを採用するだろう。
ティルストーン氏はEVの重要性を認めつつも、当面はアルファ・ロメオの「ラインナップの頂点に輝く宝石」であるジュリアとステルヴィオを販売し続けることが重要だとした。





































