【ケータハム・プロジェクトV】量産化に向けプロトタイプ世界初公開!ライトウエイトスポーツカーファン待望の1台 #TAS2026

公開 : 2026.01.10 16:50

0-100km/h加速は5秒以下、最高速230km/h

ケータハムが伝統とする鋼管スペースフレームを基本構造体とするプロジェクトV。そこに搭載されるeアクスルは日本のヤマハ発動機製で、モーターとインバーター、ギアボックスが一体化された、軽量コンパクトな設計を特長とするものだ。

入力電圧は350~800Vまで対応が可能で、最高出力は200kW~450kW(約272ps~603ps)を実現。最高回転数は1万5000rpmと発表されている。プロジェクトVはこのeアクスルを272psでリアアクスルに搭載。したがって駆動方式はRWDとなる。

モーターとインバーター、ギアボックスが一体化されたヤマハ発動機のeアクスルを搭載。
モーターとインバーター、ギアボックスが一体化されたヤマハ発動機のeアクスルを搭載。    山田真人

一方バッテリーは、台湾のXING Mobilityの開発による液浸冷却バッテリー(バッテリーセルはパナソニックエナジーの車載用円筒型リチウムイオン電池)で、その容量は47kWh。航続距離は400km(WLTP)を実現し、100kWのDC急速充電器を使用すれば、20分間で20→80%の充電が行える。BEVとしての実用性も十分に高いのだ。

全長が4350mm、全幅と全高はそれぞれ1850mm、1230mmというボディサイズで、車重は1430kg。ケータハムによれば0-100km/hを5秒以下で加速し、最高速では230km/hを達成するというその運動性能は、スポーツカーとしては大いに魅力的なものといえるだろう。

これまでにケータハムが育んできたコーナリングマシン作りのノウハウが、このプロジェクトVにも受け継がれていることは間違いないところ。今はただ、1日も早いプロダクションモデルの完成と、その日本上陸を待ちたいというのが正直な感想だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    山崎元裕

    Motohiro Yamazaki

    1963年生まれ。青山学院大学卒。自動車雑誌編集部を経て、モータージャーナリストとして独立。「スーパーカー大王」の異名を持つ。フツーのモータージャーナリストとして試乗記事を多く自動車雑誌、自動車ウェブ媒体に寄稿する。特にスーパーカーに関する記事は得意。
  • 撮影

    山田真人

    Makoto Yamada

    1973年生まれ。アウトドア雑誌編集部からフリーランスカメラマンに転身。小学5年生の時に鉄道写真を撮りに初めての一人旅に出たのがきっかけで、今だにさすらいの旅をするように。無人島から海外リゾート、子どもからメガヨットと幅広い撮影ジャンルを持つ。好きな被写体は動くものと夕陽。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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