アメリカ、ドイツ、中国x英国 実力EV三つ巴(1) 更に磨いた「モデル3」 欧州COTY「CLA」 戦略価格「IM5」 

公開 : 2026.01.30 18:05

明るく開放的な車内 操作しやすいタッチモニター

他方、モデル3の車内は今でも新鮮。ミニマリスティックなデザインと、広いガラスエリアが相まって、ハッとするほど開放的で明るい。大きなガラスルーフも効いている。素材の質感は高く、組み立て品質も高く、上級なサルーンだと実感させる。

ダッシュボードには、巨大なタッチモニター。反応は素早く、メニュー構造は理解しやすく、3台の中で最も車載機能を操作しやすい。

テスラ・モデル3 デュアルモーター・ロングレンジ(英国仕様)
テスラ・モデル3 デュアルモーター・ロングレンジ(英国仕様)    ジョン・ブラッドショー(John Bradshaw)

CLAの車内は、鮮やかなアンビエントライトとブラック&ホワイトの内装で、クラブハウスのよう。大画面が仕込まれた、樹脂製パネルで覆われたダッシュボードは全体と若干調和しておらず、高級感は程々。しかし、タッチモニターの操作性はモデル3へ迫る。

4.9mの外寸から想像するほど広くない車内

IM5は、2台の中間。随所がソフトタッチ加工され、第一印象の高級感は明らかに高い。それでもデザインは一般的。メーター用モニターが一体のタッチモニターも、期待ほど扱いやすいわけではない。ステアリングホイール上のダイヤルも同様だ。

車内空間は、全長4.9m以上の外寸から想像するほど広くはない。後席側は、200mm短いCLAと同等。同じく約4.7mの長さを持つモデル3は、遥かに広い。

MG IM5 100 ロングレンジ(英国仕様)
MG IM5 100 ロングレンジ(英国仕様)    ジョン・ブラッドショー(John Bradshaw)

荷室容量は、前方のボンネット下の収納を含めて、IM5とCLAは約500Lで並ぶ。モデル3は700Lと大きく、実用性で差を付けている。

この続きは、EV 3台の実力を探る(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・ディスデイル

    James Disdale

    英国編集部ライター
  • 撮影

    ジョン・ブラッドショー

    John Bradshaw

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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