まさかの約50年ぶり快挙! メルセデス・ベンツ『CLA』が欧州カー・オブ・ザ・イヤー2026受賞 最終候補7台の評価は?

公開 : 2026.01.14 07:05

メルセデス・ベンツ『CLA』が欧州カー・オブ・ザ・イヤー2026に選出されました。2位を大きく引き離し、同社にとって1974年以来の受賞となります。AUTOCARの審査員による各モデルの評価もお伝えします。

新型『CLA』が最優秀賞へ

メルセデス・ベンツの新型『CLA』が、欧州で開催された『欧州カー・オブ・ザ・イヤー2026』に選ばれた。他の6台の最終候補を退け、見事に受賞を果たした。

メルセデス・ベンツが同賞を受賞したのは1974年の450 SE以来であり、表彰台入り(3位以内)は1997年のEクラス以来となる。

欧州カー・オブ・ザ・イヤー2026を受賞したメルセデス・ベンツCLA
欧州カー・オブ・ザ・イヤー2026を受賞したメルセデス・ベンツCLA

欧州カー・オブ・ザ・イヤー2026の最終候補には、メルセデス・ベンツCLA、スコダ『エルロック』、キア『EV4』、シトロエン『C5エアクロス』、フィアット『グランデ・パンダ』、ダチア『ビッグスター』、ルノー『4』の7台が残っていた。

ランキングとしては、CLAが合計320ポイントを獲得し、220ポイントのエルロックを2位に押しやった。キアEV4は208ポイントで3位に輝いた。

4位はC5エアクロス(207ポイント)、5位はグランデ・パンダ(200ポイント)、6位はビッグスター(170ポイント)、7位はルノー4(150ポイント)だった。

今年は23か国から計59名の審査員が投票した。審査員はそれぞれ25ポイントを配分され、1台あたり10ポイント以下、かつ最低5台に投票する必要がある。

CLAは22名の審査員から最も高い評価を受けた。次いで、C5エアクロスが15名の審査員から最高評価を得た。

審査員として、AUTOCAR英国編集部からもマーク・ティショー編集者が参加した。AUTOCARはまた、欧州カー・オブ・ザ・イヤーの公式スポンサーでもある。

以下、AUTOCAR英国編集部による最終候補7台の評価とポイント配分を紹介する。

スコダ・エルロック

AUTOCAR英国編集部による評価:9ポイント

フォルクスワーゲン・グループ傘下で、チェコの自動車メーカーであるスコダが発売した小型EV。走りが素晴らしいだけでなく、最高の量産EVでもある。サイズ、実用性、航続距離、価格の理想的なバランスを実現した1台。快適で使いやすく、確かな堅牢性と洗練性を備えている。喜んでお金を払いたくなる、優れた欧州製EVだ。同じプラットフォームの兄弟車すべてを上回る。

スコダ・エルロック
スコダ・エルロック

メルセデス・ベンツCLA

AUTOCAR英国編集部による評価:5ポイント

車載のテクノロジーが印象的で、魅力あるドライビング・ダイナミクスを備えている。実際の道路環境でのテストでは、メーカー公称値ほどの航続距離と効率性は得られず、顕著な弱点(室内空間、質感)もある。しかし、欧州の優良ブランドが限界に挑戦している点で評価に値する。

メルセデス・ベンツCLA
メルセデス・ベンツCLA

記事に関わった人々

  • 執筆

    マーク・ティショー

    Mark Tisshaw

    役職:編集者
    自動車業界で10年以上の経験を持つ。欧州COTYの審査員でもある。AUTOCARでは2009年以来、さまざまな役職を歴任。2017年より現職の編集者を務め、印刷版、オンライン版、SNS、動画、ポッドキャストなど、全コンテンツを統括している。業界の経営幹部たちには定期的にインタビューを行い、彼らのストーリーを伝えるとともに、その責任を問うている。これまで運転した中で最高のクルマは、フェラーリ488ピスタ。また、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIにも愛着がある。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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