アウディUrクワトロxトヨタGRヤリスxアストン マーティンDBX S ラリードライバー親子と湖水地方へ(1)

公開 : 2026.02.06 18:05

明らかに楽しそうに振る舞う2台

それでも、数分後にはコッカーマスという市街地へ。あえて回り道したらしく、マルコムはウインドウを開いて知り合いへ声をかける。彼の顔を見て微笑んだ人々は、Urクワトロにも喜んでいるようだ。

Mスポーツ社の敷地にサーキットを新設すると決まった時、反対の声が多く挙がったという。それでも、地元で愛されている人物なのだと、改めて知る。

ホワイトのアウディ Urクワトロ 20vと、ブラックのトヨタGRヤリス、シルバーのアストン マーティン DBX S
ホワイトのアウディ Urクワトロ 20vと、ブラックのトヨタGRヤリス、シルバーのアストン マーティン DBX S

町を抜けて南下し、小さな村を通過し、クルモック湖へ。うねった湖畔の形へ沿うように、細い道が伸びている。この日は11月中旬。アスファルトの両脇には、30cmくらいの高さで色とりどりの落ち葉が積もっていた。

対向車が近づく度、DBX Sはブレーキング。慎重に路肩へ寄せ、再びパワーを開放する。V8エンジンの咆哮を放ちつつ、明らかに楽しそうに振る舞う、UrクワトロとGRヤリスを追いかける。

この続きは、ラリードライバー親子と湖水地方へ(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

ラリードライバー親子と湖水地方への前後関係

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