一般道を楽しむのにピッタリ 今も驚愕のアウディ Urクワトロ ラリードライバー親子と湖水地方へ(2)

公開 : 2026.02.06 18:10

番外編:マルコム率いる2026年のWRC

マルコム・ウィルソン氏は、2025年6月にFIAのスポーツ部門副会長へ就任し、モータースポーツ・キャリアの高みに達したといえる。この役職を引き受けるに当たり、強い信念は必要だったが、難しい判断ではなかったと振り返る。

「(FIA会長の)モハメド・ベン・スレイエムさんとは、長い付き合いです。Mスポーツのドライバーだった頃には、一緒にミドルイースト・ラリー選手権を7度も優勝しました。2025年のダカール・ラリーにも参戦し、課題を話し合っています」

湖水地方の絶景を眺める3人
湖水地方の絶景を眺める3人

「FIAには優秀な人物が多いですが、モハメドさんは財政を見事に立て直しました。彼が会議をコントロールする様子を見て、尊敬の念は一層強まりましたね」

「今のラリーには、改善すべき部分が沢山あります。私たちが望むレベルには、まだ達していません。でも大きな可能性を秘めています。目標は、再びラリーを注目が集まる存在にすること。変化を起こせると感じられる限り、挑戦する価値はあります」

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

ラリードライバー親子と湖水地方への前後関係

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