ウニモグとGクラスの中間マシン グレナディア・トライアルマスター・レテック(2) 接地面積3倍なら12x12?

公開 : 2026.03.09 18:10

ウニモグとGクラスの中間 普段使いも可能

「大きなタイヤは、快適性にもプラスです」。レナーツが説明する。確かに、ポータルアクスルを組んだこのクルマは、乗り心地が良い。ドアミラーは大きく、ボディは四角く、想像より狭い道でも取り回しやすい。

普段使いも、不可能ではないように思う。広い荷台が秘めた可能性は、通常のトライアルマスターと同じく大きい。ダッシュボードは、手袋したままでも操作しやすい。

イネオス・グレナディア・トライアルマスター・レテック(欧州仕様)
イネオス・グレナディア・トライアルマスター・レテック(欧州仕様)

ライバルと呼べそうなクルマはあるだろうか。モノコック構造のオフローダーより、遥かに本格的。本格的なオフロードタイヤを履くモデルより、オンロードとの相性は良い。ウニモグとGクラスのようなオフローダーとの、中間的な存在といえるように思う。

市場は、間違いなく小さいはず。だが必要とする人にとっては、無二といえるだろう。

イネオス・グレナディア・トライアルマスター・レテック(欧州仕様)のスペック

英国価格:17万9280ポンド(約1470万円)
全長:5040mm
全幅:2146mm
全高:2300mm
最高速度:159km/h
0-100km/h加速:−秒
燃費:−km/L
CO2排出量:−g/km
車両重量:−kg
パワートレイン:直列6気筒2993cc ターボチャージャー
使用燃料:ディーゼル
最高出力:248ps/3250-4200rpm
最大トルク:56.0kg-m/1250-3000rpm
ギアボックス:8速オートマティック/四輪駆動

イネオス・グレナディア・トライアルマスター・レテック(欧州仕様)
イネオス・グレナディア・トライアルマスター・レテック(欧州仕様)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    役職:編集委員
    新型車を世界で最初に試乗するジャーナリストの1人。AUTOCARの主要な特集記事のライターであり、YouTubeチャンネルのメインパーソナリティでもある。1997年よりクルマに関する執筆や講演活動を行っており、自動車専門メディアの編集者を経て2005年にAUTOCARに移籍。あらゆる時代のクルマやエンジニアリングに関心を持ち、レーシングライセンスと、故障したクラシックカーやバイクをいくつか所有している。これまで運転した中で最高のクルマは、2009年式のフォード・フィエスタ・ゼテックS。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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