新型日産アリア、リーフと共に過ごした約2週間(前編)【日本版編集長コラム#81】

公開 : 2026.05.10 12:25

明るい色合いで清々しい室内空間

持て余すと書いたボディサイズではあるが、逆に後部座席を中心に室内空間は広く、明るい色合いのデザインと相成って、清々しい印象。今回から採用されたホワイト/グリーンのナッパレザーもその印象を後押しする。

アイポイントが高いのはSUVだから当然としても、その割にダッシュボード上側が低く感じるので見晴らしがさらにいい。それは、街中での取り回しのよさにも繋がっていた。

ダッシュボード上側が低く、見晴らしのいい室内空間。
ダッシュボード上側が低く、見晴らしのいい室内空間。    平井大介

強調しておきたいのは、カメラ式バックミラーの視認性が高いことだ。恐らくは解像度が高いのだろう、個人的には苦手で車種によってはすぐにオフにしてしまうのに、今回は常時オンで使用することができた。

気になる航続距離だが、カタログスペック610kmに対し、4月上旬の気候で100%まで充電して434kmの表示だった。直前の走行は高速道路での移動がメインだったので、もう少し伸びて欲しいところだが、実用性としては十分だろう。

なお取材車『B9 eフォース(4WD)』の車両価格は807万2900円と、正直、それなりに高価。これはマイチェン前から思っていたことで、個人的な日産車に対するイメージよりも高い印象だ。しかし今回5日間を共にして、ようやく、それだけの価値があると感じられるようになった。

特にeフォースによる4WDの走りは気持ちよく、エコモードでも十分に快速といった雰囲気で、すっかり気に入ってしまったのだ。

さて、実はアリアで一番感心したのは『プロパイロット2.0』と、新たに採用された『インテリジェントディスタンスコントロール』なのだが、それはリーフのレポートでまとめて記すことする。

というわけで、本稿は後編に続きます。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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