1990年代の伝説的スーパーカー『ジャガーXJ220』を大胆に再解釈 イアン・カラム最新作がまもなく公開

公開 : 2026.06.30 12:05

英国の著名なデザイナー、イアン・カラム氏が率いるデザインコンサルタント会社が、ジャガーXJ220を現代的に再解釈したモデルを年内に公開する見込みです。量産予定はないとのことですが、ワンオフで作られる可能性も。

シャープで現代的なスタイルに

著名な自動車デザイナー、イアン・カラム氏が率いるカラム・デザイン社が、1990年代のジャガーのスーパーカー『XJ220』の現代版を一部公開した。

全貌はまだ明らかにされていないが、サイドビューの画像からは、オリジナルとは劇的に異なるデザインの方向性がうかがえる。

カラム・デザイン社が発表した現代版ジャガーXJ220のデザインスタディ
カラム・デザイン社が発表した現代版ジャガーXJ220のデザインスタディ    カラム・デザイン

特にフェンダー周辺のラインはよりシャープになり、リアエンドの傾斜角もより急になっているように見える。しかし、卵形のサイドウィンドウやサイドに配されたエアダクトなど、いくつかの特徴的な要素はそのまま残されている。

カラム・デザイン社は、この現代版XJ220を「コンセプト」および「デザインスタディ」と位置づけ、実際に車両を生産する具体的な計画はないと強調した。しかし、自社との協業における「可能性」を示しているとして、十分な資金を持つ顧客であれば、自分だけのクルマをオーダーメイドできる可能性を示唆した。

現代版XJ220は、今後数か月以内に全貌が明らかになる見込みだ。今年の10月は、量産型XJ220が東京モーターショーで初公開されてから35周年の節目にあたる。

1999年から2019年までジャガーのデザインディレクターを務めたイアン・カラム氏は、近年、複数の歴史的モデルに独自の解釈を加えてきた。ウッド&ピケット・ミニやアストン マーティンヴァンキッシュなどが知られているほか、ジャガーC-X75コンセプトの公道走行可能バージョンの製作も手掛けている。このC-X75は、XJ220の後継車として開発されたものの、量産化には至らなかったモデルだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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