ダンパーはダッシュボード上の ‘+R’ ボタンを押すと硬くなる2段階式。

また ‘+R’ モード時にはステアリングもダイレクトになり、スロットル・レスポンスは鋭く、スタビリティ・コントロール・システムの介入は甘くなる。

この際、メーター周辺は赤色に転じる……とてもうれしい(棒読み)。

■どんな感じ?

外観はウイングだらけ、ベントだらけ。これに対してホンダは “エアロダイナミクスと放熱を再優先した結果だ” とコメントしている。

少なくともホンダ側は ‘美学’ という2文字には興味がない様子であり、それはそれで無骨でかっこいいと筆者は思うが、他の人がどう思うかまではわからない。

内装を見渡すと、ステアリング・ホイールがメーターを遮っている点(310psを発揮するクルマとしては致命的)以外は、シートのサポートやポジションなど優れた部分が多い。

オートマティックを設定しておらず、6速マニュアル・ギアボックスのシフト・ノブがアルミニウム製なのも嬉しい。