ボルボから3列7シーターの新フラッグシップSUV『EX90』登場! XC90の後継的モデルはEV 価格はPHEVと同レベルで「より自然な選択肢」に

公開 : 2026.07.09 11:45

注目したいふたつの安全装備

ボルボの代名詞的セリングポイントである安全装備では、まず『ドライバーアンダスタンディングシステム』を標準装備。

これは、様々なセンサーがドライバーの視線の動きやステアリング操作などを検知して、注意力散漫や眠気などの状態を把握し、必要に応じて警告や停止、緊急通報を発報するなどのサポートを行うもの。

本国よりロッタ・ヤコブソンさんが来日し、安全に関する新たな取り組みを解説。
本国よりロッタ・ヤコブソンさんが来日し、安全に関する新たな取り組みを解説。    平井大介

また『オキュパントセンシング』(乗員検知システム)は車内を見守り、車内に誰も取り残されることがないようサポートする。これは車内のレーダーセンサーなどによる世界初のシステムで、センサーが車内の置き去りを検知すると、クルマのロックをできないようにし、車載ディスプレイやアプリなどにリマインダーが表示される。さらに、人やペットが車内にいることを検知した場合、クルマの空調システムを作動させる。

ボルボ初のソフトウェアデファインドカー

EX90は、SPA2アーキテクチャーを採用し、ボルボ独自のハードウェアとソフトウェアの統合型技術基盤『スーパーセットテックスタック』に基づいて開発された、ボルボ初のソフトウェアデファインドカーでもある。

『Hugin Core』と呼ばれる次世代コンピュータが車両のすべての機能を統合制御しており、安全性能をさらに高め、インフォテインメントの応答性、操作性の向上も実現。より安全で快適かつシームレスなドライブ体験を提供するという。

EX90は、SPA2アーキテクチャーを採用するEVとなる(写真は初期の400Vシャシー)。
EX90は、SPA2アーキテクチャーを採用するEVとなる(写真は初期の400Vシャシー)。    平井大介

そして、定期的なOTA(無線アップデート)によって、安全性や車両性能、ユーザーエクスペリエンスなどを継続的に向上させ、時とともに進化しつづけるよう設計された。

より安全に、より快適に、より直感的に、より便利に。そして環境への配慮も両立すべく、日本に導入されたボルボのフラッグシップSUV電気自動車『EX90』。価格は、プラスツインモーターが1199万円、ウルトラツインモーターが1349万円、ウルトラ ツインモーター パフォーマンスが1399万円となっている。

なお、5年間の外出先での急速充電無償提供など、購入後のEVライフをトータルサポートする『エクスクルーシブパッケージ』も用意される。

ボルボEX90ウルトラツインモーターパフォーマンスのスペック

全長×全幅×全高:5035×1965×1740mm
ホイールベース:2985mm
車両重量:2710kg
モーター:交流同期電動機×2
最高出力(F/R):220kW(299ps)/280kW(381ps)
最大トルク(F/R):390Nm(39.8kg-m)/480Nm(48.9kg-m)
バッテリー総電力量:106kWh
WLTCモード航続距離:650km
駆動方式:4WD
タイヤ(F/R):265/40R22 / 295/35R22
価格:1399万円

ボルボEX90ウルトラツインモーターパフォーマンス
ボルボEX90ウルトラツインモーターパフォーマンス    平井大介

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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