ボルボ『ES90』は5ドアクーペ的スタイルの新フラッグシップクロスオーバーEV! S90の後継的モデル ツインモーターで680ps/870Nm

公開 : 2026.07.09 11:50

7月8日、ボルボ・カー・ジャパンは7シーターフラッグシップSUV『ボルボEX90』と、5ドアハッチのフラッグシップクロスオーバー『ES90』を同時に発売しました。いずれもEVです。ここではES90を篠原政明が解説します。

5ドアハッチバックボディを採用

7月8日、ボルボ・カー・ジャパンはバッテリー電気自動車(EV)のフラッグシップクロスオーバー『ボルボES90』を発売した。

ES90はこれまでのフラッグシップサルーンである『S90』の後継的なモデルにあたるが、純然たる4ドアセダンではなく、リアにハッチゲートを備えた5ドアクーペ的スタイルを採用。実用性の高さに加え、SUVの広々とした室内空間と高められた最低地上高を兼ね備えた、従来のカテゴリーに収まらない新しいフラッグシップクロスオーバーとなる。

ボルボはEVとなるフラッグシップクロスオーバー、『ES90』を発売開始。
ボルボはEVとなるフラッグシップクロスオーバー、『ES90』を発売開始。    平井大介

その流麗なプロポーションは、新たに採用したフラッシュサーフェイスデザインが、ES90の独自で先進的なスタイルをさらに際立たせている。

エレガントなシルエットとゆとりある室内空間をバランスよく融合

流れるようなルーフラインは、エレガントなシルエットとゆとりある室内空間をバランスよく融合させ、優れたエアロダイナミクスを実現。効率性や航続距離の向上にも貢献している。

わずかに高められた車高がドライバーに広い視界をもたらし、大きく幅広いテールゲートは、高いデザイン性と優れた実用性を兼ね備えている。

ES90はハッチゲートを持つ5ドアとなる。
ES90はハッチゲートを持つ5ドアとなる。    平井大介

フロントにはボルボの象徴であるトールハンマーのヘッドライトを、リアには新しい垂直C字型LEDリアランプを採用し、特徴的なライトシグネチャーが個性を表現している。

インテリアには、認証を受けた天然木など上質な素材を採用し、最大99.9%のUVカット付きパノラマガラスルーフも標準装備する。3.1mのロングホイールベースにより、2列目シートの乗員にも広々とした足元のスペースを確保した。

最も静かなキャビンのひとつ

14.5インチのセンターディスプレイにはグーグルを搭載し、シームレスで応答性に優れた新世代のインフォテインメントシステムを提供する。ナビゲーション、エンターテイメント、空調、電話などに簡単にアクセスできるほか、360度カメラに対応した3Dビューが狭い駐車スペースでの運転をサポート。

さらに、9インチのドライバーディスプレイや大型のヘッドアップディスプレイを組み合わせ、ドライバーが運転に集中できる自然で快適な操作環境を目指している。

ドライバーが運転に集中できる、自然で快適な操作環境を目指している。
ドライバーが運転に集中できる、自然で快適な操作環境を目指している。    平井大介

ES90は静粛性にもこだわって作られた。車内の騒音レベルは非常に低く、これまでのボルボで最も静かなキャビンのひとつとなっており、従来からの滑らかで静かなドライブ体験を次のレベルへと引き上げている。この静粛性が、サウンドシステムをより一層楽しませてくれる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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