日本でも注目の電動ミニバン キアPV5 パッセンジャー(2) 穏やかマナーで気の合う相棒 ファミリーの普段使いから日々酷使する商用まで

公開 : 2026.08.03 18:10

秀でたコスパで実力の高い電動ミニバン

路上でひときわ目を引くミニバン、EV5。大胆なスタイリングへ注目しがちだが、実力もしっかり備わる。落ち着いた操縦性と挙動で運転しやすく、広大な車内空間は装備も充実し、走行中のノイズは小さい。航続距離も、ライバル以上といえる。

加えて、英国では価格も強み。乗用仕様のパッセンジャーの場合、ベースグレードならEV補助金適用後で3万1495ポンド(約661万円)から。商用バンのカーゴなら、3ドア仕様で2万3465ポンド(約493万円)から提供されている。

キアPV5 パッセンジャー・プラス(英国仕様)
キアPV5 パッセンジャー・プラス(英国仕様)

◯:秀でたコスパ 広大な車内空間 落ち着いた操縦性で運転しやすい
△:カーブでは背が高く大きなクルマだと実感する 内装の上質感を高めたい

キアPV5 パッセンジャー・プラス(英国仕様)のスペック

英国価格:3万6795ポンド(約773万円/補助金適用後)
全長:4695mm
全幅:1895mm
全高:1899mm
最高速度:138km/h
0-100km/h加速:10.6秒
航続距離:378km(市街地)/247km(高速巡航)
電費:5.6km/kWh(市街地)/3.7km/kWh(高速巡航)
CO2排出量:−g/km
車両重量:2070kg
パワートレイン:AC永久磁石同期モーター
駆動用バッテリー:71.2kWh
急速充電能力:150kW(DC)
最高出力:163ps
最大トルク:25.3kg-m
ギアボックス:1速リダクション/前輪駆動

キアPV5 パッセンジャー・プラス(英国仕様)
キアPV5 パッセンジャー・プラス(英国仕様)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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