BMW、中国市場で逆風 メルセデスGクラス対抗のオフロード車「G74」開発中止か 『iX3』など新型EVは絶好調

公開 : 2026.08.04 07:25

ノイエ・クラッセは予想以上に好評

BMWはEVのみに専念するのではなく、ガソリン車、ディーゼル車、プラグインハイブリッド車(PHEV)、EV、水素自動車の開発を継続しており、主要市場間で顧客の需要がこれまで以上に明確に二極化しているという。

「お客様のニーズや期待は市場ごとに、さらには同じ市場内でも大きく異なります。第2四半期の販売実績は、この現実と、1つの技術に偏らない当社のアプローチの強さを反映しています」

BMW iX3は予想を上回る受注を獲得しているという。
BMW iX3は予想を上回る受注を獲得しているという。

ネデリコビッチ氏は、第2四半期に欧州でのEV販売台数が3分の1以上増加した一方で、米国市場全体ではEV需要が減少する中、内燃機関車が2桁の成長を遂げたと説明した。

新型車の投入計画には見直しが入るものの、BMWのノイエ・クラッセファミリーは好調な勢いを維持している。ネデリコビッチ氏によると、新型『iX3』は人気を集めており、受注数は現在10万台に迫っているという。BMWは需要に対応するため、ハンガリーのデブレツェン新工場ですでに第2シフトを導入している。

BMWはデブレツェン工場での生産拡大について、同社の新規生産施設としては過去最速のものであり、顧客の需要に応えるため予定より前倒しで実施することになったと述べている。

ネデリコビッチ氏によると、新型『i3』の需要も予想を上回っており、9月末の発売に先立ち、予定より早い6月に予約受付を開始したという。

記事に関わった人々

  • 執筆

    グレッグ・ケーブル

    Greg Kable

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

Google検索で『AUTOCAR JAPAN』の記事を見つけやすくする方法

人気記事