ついに復活!三菱が新型『パジェロ』初公開 ブランドを象徴するフラッグシップとして世界100ヵ国で発売【画像160枚】

公開 : 2026.09.02 13:15

まずはディーゼルターボ+8速ATの組み合わせから

パジェロにとって最も重要なのは『悪路走破性、耐久信頼性』と『快適性』を高次元で両立させること。そのため、まずラダーフレームを専用開発し、高いねじり剛性を確保して堅牢性と高い走行安定性を目指した。

サスペンション形式は、フロントはダブルウイッシュボーン、リアは専用開発の5リンク式リジッドで、高い悪路走破性と乗り心地の良さを両立したという。

フロントグリルは水平基調とメッシュ調(写真)の2種類を設定する。
フロントグリルは水平基調とメッシュ調(写真)の2種類を設定する。    三菱自動車工業

パワートレインは、三菱トライトンに搭載される2.4Lのクリーンディーゼルエンジンをベースに、ワイドレンジのシングルVG(可変容量式)ターボを新採用。これに8速スポーツモードATを組み合わせ、発進時から高速域まで力強くレスポンスの良い加速を実現する。

駆動方式は、本格クロスカントリー4WD車のトラクションと乗用車のハンドリングを両立する三菱独自の4WDシステム『スーパーセレクト4WD-II』(SS4-II)に、あらゆる状況において車両運動を総合制御する四輪制御技術『スーパーオールホイールコントロール』(S-AWC)を組み合わせる。

さらに、7つのドライブモード(エコ、ノーマル、グラベル、スノー、マッド、サンド、ロック)を路面状況に合わせてセレクト可能だ。

『三菱の新たな象徴を作りたい』とフラッグシップとして復活したパジェロ。日本仕様の詳細に関しては未発表だが、グローバルモデルも当面はここで紹介した内外装やパワートレーンの組み合わせのみでの登場となり、電動化やSDV(ソフトウエア・ディファインド・ビークル)、そしてバリエーションなどを今後検討していくという。

まずは、日本仕様の正式デビューを楽しみに待つことにしよう。なお今回発表されたスペックは以下のとおりだ。

三菱パジェロのスペック

駆動方式:4WD(スーパーセレクト4WD-II)
乗車定員:7名
全長×全幅×全高:4920mm×1925mm×1910mm
ホイールベース:2870mm
トレッド(前/後):1630mm/1630mm
室内(長×幅×高):2775mm×1575mm×1235mm
最低地上高:230mm
最小回転半径:5.8m
アプローチアングル:30.4度
デパーチャーアングル:25.8度
ランプブレークオーバーアングル:22.6度
車両重量:2460kg
エンジン:2.4Lクリーンディーゼル
4N16(コモンレール式DI-Dインタークーラー付ターボチャージャー)
総排気量:2439cc
最高出力:150kW/3500rpm
最大トルク:480Nm/1750-2500rpm
トランスミッション:8速スポーツモードAT
サスペンション(前/後):ダブルウィッシュボーン式独立懸架コイルスプリング
/5リンク式リジッドコイルスプリング
ブレーキ(前&後):ベンチレーテッドディスク
タイヤ(前&後):255/55 R20
*仕様、数値は開発段階の情報を含む
*最終的な量産仕様や各市場で販売される車両の仕様とは異なる場合あり

新型『三菱パジェロ』
新型『三菱パジェロ』    三菱自動車工業

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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