メルセデスAMG新型『CLA 45』 上位モデル『C 63』に匹敵するハイパワーを、3万4000ポンドも安い価格で実現 英国は来年納車開始

公開 : 2026.09.03 12:05

スポーティな内外装仕上げ

制動は主に電気モーターによって行われ、最大300kWの回生能力を誇る。油圧ブレーキも標準モデルよりアップグレードされており、フロントには390mmのベンチレーテッドディスクと6ピストンキャリパー、リアには350mmのベンチレーテッドディスクとシングルピストンキャリパーが備わる。

また、トレッド幅を標準モデルより24mm広げ、アダプティブダンパーとアクティブリアスポイラーによりダイナミクスを強化している。

メルセデスAMG CLA 45
メルセデスAMG CLA 45    メルセデスAMG

リアスポイラーとアグレッシブなスタンスにより、標準のCLAと異なるアグレッシブな印象を与える。その他、スタイリングの面では、オプションでフロントライトバーを新しいエアダクトに交換することができる。標準装備は19インチのアルミホイールだが、20インチも選択可能であり、リアエンドには大型ディフューザーが装着されている。

「エコ」、「コンフォート」、「スポーツ」の各ドライブモードでは、空気抵抗を低減し航続距離を確保するため、145km/hまでスポイラーは格納された状態となるが、「S+」および「レース」モードでは常に展開された状態になる。スポイラーの位置は、ステアリングホイールのコントロールを使って手動でも変更できる。

バッテリー管理システムも新開発

メルセデスAMGによると、CLA 45 4マティック+サルーン(セダン)は1回の充電で670km、シューティングブレークは640kmの航続距離を実現するという。大容量バッテリーの採用に加え、必要のない時にフロントモーターを切り離すシステムによりエネルギーロスを抑えている。

ヒートポンプも標準装備されている。カーナビ使用時、予定の充電地点に到着する前にバッテリーが自動的に予熱または予冷され、充電速度が最大化される。これにより330kWの充電が可能となり、10~80%の充電を22分で完了できる。メルセデスAMGによれば、10分で270km分を充電できるという。

メルセデスAMG CLA 45シューティングブレイク
メルセデスAMG CLA 45シューティングブレイク    メルセデスAMG

インテリアでは、厚みのあるボルスターを備えたバケットシート、センターコンソールとシートベルトの新しい仕上げ、ドライブモードダイヤルを備えたAMG専用ステアリングホイールなど、スポーティなデザインが採用されている。特に注目すべきは、後部座席のベンチシートが2座の独立シートに置き換えられ、4人乗りとなった点だ。

CLA 45の英国での納車は来年から始まる予定だ。最も近い競合車種は、価格が6万5800ポンド(約1425万円)からのヒョンデ・アイオニック6 Nとなるだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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