2026年欧州版 最も注目すべきSUV 10選(後編) 英国でベストセラーモデルになった日本車から、万能型のチェコ車まで

公開 : 2026.09.13 11:50

SUVを買うべきか迷ったら

次のような場合はSUVの購入を検討するといいだろう。

・実用的で広々としたクルマが欲しい。
・高いシートポジションが好き。
・快適でありながらオフロード走行も可能なクルマが欲しい。

走破性能の高さもSUVの魅力の1つだ。
走破性能の高さもSUVの魅力の1つだ。

反対に、次のような場合はSUVの購入を避けた方がいいだろう。

・維持費を安く抑えたい。
・運転の楽しさが不可欠。
・街中での運転が楽なクルマを求めている。

テストと選定方法

SUVをレビューするにあたり、AUTOCAR英国編集部は現代のユーザーが重視する要素、すなわち実用性、汎用性、柔軟性、運転しやすさ、維持費、安全性に焦点を当てた。評価した項目は以下の通り。

1. ドライビングダイナミクスとパフォーマンス
さまざまな路面状況下で、ハンドリングと姿勢制御を評価した。SUVは重心が高いため、コーナーでのボディロールを重点的にテストし、安定した「乗用車らしい」乗り心地を確かめた。パフォーマンスに関しては、負荷をかけた状態での加速性能や高速道路での走行時の滑らかさを測定した。

AUTOCAR英国編集部はここに掲載したすべてのモデルを試乗・評価している。
AUTOCAR英国編集部はここに掲載したすべてのモデルを試乗・評価している。

2. 実用性
単にスペック表を見るだけでなく、あらゆる年齢層の乗員にとって十分な室内空間が確保されているかどうかを測定した。乗り降りのしやすさ、かさばるチャイルドシートの取り付け、日常品を積んでのトランク容量などを確認した。7人乗りモデルについては、3列目シートが大人にも十分使えるか、それともあくまで子供専用かを評価した。

3. 燃費とランニングコスト
燃費はメーカー公称値だけに頼らず、英国での実走行条件下で測定した。モデルに用意されている各パワートレインの燃費を比較し、出力と長期的なランニングコストのバランスが最も優れているのはどれかを判断した。

4. 安全性と運転支援機能
ファミリー向けSUVにおいて、安全性は最優先事項だ。ユーロNCAPの安全テスト評価を精査し、自動緊急ブレーキ、ブラインドスポットモニター、車線維持支援などのアクティブセーフティ技術の有効性を検証した。また、これらの機能が標準装備なのか、それとも高額なオプションパックに含まれているのかも確認した。

5. インテリアの質感と車載技術
室内を詳しく調べ、シートの快適性、素材の質感、インフォテインメント・システムの使いやすさを評価した。ディスプレイの反応速度、スマートフォン連携機能(アップル・カープレイおよびアンドロイド・オート)、および物理ボタンの配置の合理性を評価し、運転中の注意散漫を招かないかどうかを確認した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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