マクラーレン750Sスパイダーとのラストラン(中編) 圧巻の加速に、卓越したマンマシンの一体感【スーパーカー超王、魂の執筆】
公開 : 2026.09.11 11:45
正確無比なステアリングの動きを見せるコーナリング
翌日からは、幸運にも取材へと向かうための足として、高速道路やワインディングロードを750Sスパイダーで駆け巡る日々が続いた。
このモデルが最も魅力的なフィーリングを伝えてくるのは、やはりワインディングロードでの走りだ。モードセレクタースイッチでいずれもスポーツを選ぶと、アクセルレスポンスや、V型8気筒エンジンに組み合わされる7速SSG(デュアルクラッチ式ミッション)の動きは明らかに鋭さを増し、さらにシフトの制御もより積極的に高回転域を使用するように変化。

最高出力値となる750psが発揮される7500rpmまでスムーズな、そして刺激的な回転とパワーの盛り上がりを味わうことができた。さらに付け加えるのならば、マクラーレンは750Sへのアップデート時に、7速SSGのギアレシオをさらに最適化するとともに新たなキックダウン制御を導入している。このミッションの進化もまた見逃してはならないこのモデルの美点だ。
乾燥重量で1326kgという750Sスパイダーが実現する加速感は、さすがに圧巻だ。さらにコーナリング時は正確無比なステアリングの動きを見せ、サスペンションはコンフォートモードと比較すれば十分に引き締まった印象を伝えてくる。
そしてこれもまた常に絶対的な安心感とナチュラルなタッチに終始する、カーボンセラミックディスクと鍛造アルミニウム製キャリパーの組み合わせによるブレーキシステムの恩恵で、ドライバーはスーパーカーの中でも卓越したと断言してもよいマンマシンの一体感、そしてそれこそが可能にするコントロール性の高さに圧倒されることになる。
*マクラーレン750Sスパイダーとのラストラン(後編)に続きます。






























































































