希少なクリームイエローの1995年式『ボルボ850 T-5R』 何年も探し続けた英国在住オーナー 約350psへチューニング済み

公開 : 2026.09.30 17:05

チューニングで現代的な走りに

ボルボの乗り心地を尋ねると、彼はこう答えた。

「正直なところ、最初に手に入れた時は、あまり気に入らなかったんです。すごくふらつく感じがしました。1700kgとかなり重いですしね」

ニール・コッティさんのボルボ850 T-5R
ニール・コッティさんのボルボ850 T-5R    AUTOCAR

500psを発生するような現代のクルマならその程度の重量も難なくこなすだろうが、850 T-5Rは240hpしかなかった。

「少し調整が必要だと感じましたし、実際に手を加える人は多いんです。わたしのクルマは、吸気系とマップの調整のおかげで、今は約350psを出しています。ハンドリングをシャープにするため、足回りにはアンチロールバーやブッシュなど、いくつかの新しいパーツが取り付けられています」

「それによって乗り心地が硬くなったわけではなく、走り方は格段に現代的になりました。引き締まっていて、クルマの隅々まで感じ取れますし、気分次第で思い切り攻めることもできます」

「手放すかどうか、ですか? それはまだわかりません。レースの世界はお金がかかりますから……」

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョン・エバンス

    John Evans

    役職:特派員
    フリーランスのジャーナリストで、AUTOCAR英国編集部の元スタッフ。姉妹誌『What Car?』誌の副編集長や『Practical Caravan誌』の編集長なども歴任した。元自動車ディーラーの営業マンという経験を活かし、新車・中古車市場や消費者問題について幅広く取り扱っている。近年は、これらのニュースや特集記事に加え、アイスクリーム・ワゴンのDIY方法から放置車両の探索まで、さまざまな記事を寄稿している。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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