ヴォグゾールは、燃焼効率の改善とキャビン・スペースの向上がなされた新しいアストラ・スポーツ・ツアラーをフランクフルト・モーターショーで公開した。

このアストラのエステート・モデルは、全長が4702mm、全幅が1871mmと、基本的なサイズは先代と同じ。しかし、フロント・ヘッドルームが26mm、リアのヘッドルームが28mm拡大され、ブートスペースも80ℓ拡大された。リア・シートを折りたたむと、スポーツ・ツアラーには1630ℓという容量のブートスペースが現れる。

リア・シートは40/20/40の分割可倒式で、サイド・レール、ファスナー、カーゴ・ネットといった収納に便利な装備もオプションで用意される。

リアのハッチは電動で、オプションではリア・バンパーの下に足を入れて開閉を行うシステムも用意される。

ボディ重量は5ドア・ハッチバックよりも200kg重い。プラットフォームはGMのD2だ。

エンジンは、100psから200psの1.6ℓガソリンまで。メインとなるのは150psの1.4ℓターボ・ガソリンと、ヴォグゾール最新の1.6ℓディーゼルだ。

インテリアや装備については通常のアストラとほぼ同じ。アップルのCarPlayやAndroid Autoとの連携もできる。

発売は10月からで価格はおよそ£17,000(313万円)からとなる。