ポルシェ718ボクスター (助手席インプレッション)

公開 : 2015.12.16 23:40  更新 : 2017.05.29 19:04

「ステアリング・ホイール用のヒーターもテスト中です。ポルシェは生粋のスポーツカーですが、快適性を無視しないスポーツカーでもあるんです」とつづけた。

初代のボクスターが産声をあげたのは1996年のこと。3代にわたり進化を遂げてきたが特に次世代のボクスターはポルシェにとって大きなターニング・モデルとなる。

兄貴分の911は、すでにダウンサイズしたエンジンにターボチャージャーを組み合わせているのだが、ボクスターもその流れをくむことになったからだ。

現時点でわれわれが知っているのは、あたらしいボクスターが2種類のフラット4ターボを搭載するという点だ。どちらも新型911が搭載するフラット6(9A2B6Tと呼ばれる)を基本としている。

簡単にいうと、そのフラット6から2本のシリンダーを取り除いたもの(9A2B4Tと呼ばれる)が新型のユニット。ベース・エンジンは299psと35.7kg-mを発揮することが予想され。ボアがφ91、ストロークは76.4mm。シリンダー・ピッチとともに911と同じである。

ボクスターSは、ボア/ストロークともに拡大されるだろう。キャパシティも2.4あるいは2.5ℓとなるようで、出力は360psと40.8kg-m程度になるはずだ。911ターボが使用するVTG(バリアブル・タービン・ジオメトリー)を採用するようだ。

ボクスター/ケイマンのパワートレイン開発を担当するマサイアス・ホフステッタは、タイトなエンジン・ベイにターボチャージャーもろともをおさめられたことにプライドをもっている。

「開発を進めるなかで、エンジンをどうおさめるかにもっとも苦労しました」とマサイアス。「ふたつのフロント・シリンダーをターボ・ユニットにリプレースしたんです」

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